サウジのサルマン国王回復か、オンラインで閣議を主宰-国営通信
(ブルームバーグ): サウジアラビアのサルマン国王は週定例の閣議にオンラインで出席し議長を務めたと、国営サウジ通信(SPA)が報じた。今月医療処置を受けた国王(88)の容体が回復している可能性が示された。
国王の息子で王位継承者のムハンマド皇太子ら当局者は国王の「回復で神を賛美し感謝した」とSPAは伝えた。
サルマン国王が今月19日、高熱と関節痛、肺の炎症で検査を受け抗生物質を処方されて以来、健康状態が疑問視されていた。治療はジッダの宮殿で行われ、19日以降、健康に関する情報はなかった。
サウジのサルマン国王、高熱と関節痛で検査へ-国営通信
ムハンマド皇太子は先週、国王の健康に対する懸念から日本訪問を延期した。サルマン国王は2015年から同国を統治している。
原題:Saudi Crown Prince Says King Salman Has Recovered After Illness(抜粋)
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Christine Burke