温泉宿とジブリの世界を楽しめる「もうひとつの鈴木敏夫とジブリ展2」

　アニメ映画を数多く手掛けるスタジオジブリの鈴木敏夫代表取締役プロデューサーが発案した特別展示は13日、花巻市湯口の大沢温泉菊水舘昔ギャラリー「茅（ちがや）」で始まった。かやぶき天井の情緒あふれる空間に風景写真やジブリ作品の展示物、フォトスポットなどをしつらえ、歴史ある温泉宿と名作アニメを融合した豊かな世界観を表現している。12月8日まで。 　鈴木プロデューサーがこよなく愛する同温泉を応援するため、「もうひとつの鈴木敏夫とジブリ展2」と銘打ち2023年に続き開催。前回と同じく、タイ出身の女性カメラマンが捉えたジブリの世界の風景写真を並べているほか、今冬撮影した大沢温泉の雪景色の写真などを新たに展示した。「ハウルの動く城」のかまどや「となりのトトロ」の絵などフォトスポットも増設し、初日から家族連れが撮影を楽しんでいた。 　開館時間は午前8時30分から午後5時30分まで（入館は5時まで）。不定休。入館料は大人500円、中学生以下無料。