【ふくしま創生臨時支局・常磐湯本】着物で魅せるフラ女将 福島県いわき市で24日イベント 温泉街盛り上げたい
福島県のいわき湯本温泉を盛り上げる「フラのまちオンステージ2024~フラ女将と仲間たち~」は24日午後5時30分から、いわき市常磐湯本町の「あとち広場」野外ステージで開かれる。着物姿でフラダンスを踊る「フラ女将(おかみ)」らが出演し、「フラシティいわき」をアピールする。 いわき湯本温泉の女将やまちづくり団体でつくる「フラのまち宣言」推進委員会の主催。2016(平成28)年から毎年開いており、今年度は6、7月に続いて3回目。フラやゴスペル、ダンスなどの7グループが出演し、踊りや歌を披露する。フラ女将5人がトリを飾り、「エホイカピリ」「涙そうそう」、オリジナル曲「夢花涙雨」の3曲を踊る。男性のみのフラダンスチーム「フラシティブラザーズ」がフラ女将の前座を務める。 本番を前に21日、出演するフラ女将5人がいわき湯本温泉旅館協同組合事務所で練習し、振り付けをチェックした。最年少メンバーで今年から出演している草野幸永さん(35)=うお昭=は「若い力でステージを盛り上げたい」と来場を呼びかけた。
「フラのまち宣言」は、フラによるおもてなしとまちづくりを進めようと、女将らが2015年に発表した。フラ女将は、いわき湯本温泉の旅館やホテルの女将でつくる「湯の華会」の会員の愛称として親しまれている。 (いわき版)