角田奈穂が7月で東京女子プロレスを卒業しプロレスを引退。「新たな人生のなかでの目標に向けて進んでいきたい」
“卒業”ではなく、スポット参戦という選択肢もあったと思われるが「続けていければと考えたこともありましたし。でも次の目標というか、新たに自分の人生においてのステップに進むためには、まず人前に出るお仕事、プロレスという環境に甘えることがないように、夢の実現に向けて努力できるように、ここは引退を覚悟して一区切りつけたいなと思いました」と説明。 思い出に残ってるシーンについては「東京女子プロレスにお世話になる前のアクトレスガールズでもお世話になった方々が大勢おりまして。自分のなかで起点になった試合があったり、相手だったりいるんですけど、その先輩方には会見前にご挨拶させていただいて。東京女子プロレスに来てからは、自分のなかで試合してる感情とか大きな変化というのが、瑞希さんとのシングルマッチと、あとベルトを獲った瞬間ですかね」と感極まり涙を見せた。 やり残したことに関しては「やれることは全部やったと言い切れるので。あとは7月までに対戦したいと思う方もいたりするんですけど、その要望は甲田さんにお伝えしてあるんで、実現したときに発表できたらいい」と話した。 ラストマッチについて「ビジョンがそこまで見えてないんですけど、笑顔で10カウントゴングを聞いて、リングを降りれたらいいなと思ってるので。このあとの4カ月のなかで試合をしていって、一番最後の試合をこうしたいという願望ができる気がします」と語った。 同団体では3月31日の両国国技館大会を控えているが、ビッグマッチ前のタイミングでの発表について「個人としては、できるだけ早く応援してくださる方にこういったお話をさせていただいて、引退までに向けて会える時間も大切にしていきたいですし。プロレスラー人生において、両国国技館は最後の大きな大会になるので、行けばよかったなとか会えばよかったなとかいう方々にできるだけ…遠くて大変な方もいらっしゃると思うんですけど、大勢の方に会いに来ていただきたいなという気持ちはありました」と述べた。 会見に同席した甲田代表は「本人の人生ですので。やめてほしくはないですけど、その道を応援できたらと思っております」と角田の選択を尊重したという。
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