【天皇賞】サリエラ 武豊とのコンビで71年ぶり牝馬Vへ 2度目の栗東滞在に陣営「落ち着きが全然違う」
「天皇賞(春)・G1」(28日、京都) 昨年のエリザベス女王杯と同じく栗東滞在で調整してきたサリエラは1枠1番で武豊とのコンビで71年ぶりの牝馬制覇を目指す。以下、椎本英男助手との一問一答。 ◇ ◇ -土曜朝の様子は。 「角馬場で体をほぐしました。もう出来上がっていますからね。変わりなく順調に来ています」 -昨秋のエリザベス女王杯以来2度目の栗東滞在。 「2回目だけあって落ち着きが全然違いますね。前回は坂路でもバタバタするようなところがあったのですが、そんなこともなくなりました。栗東の逍遥馬道はアップダウンがきついので、それもいいトレーニングになっていると感じます」 -長距離適性について。 「前回初めてレースを使ってみようとなりましたけど、もともと『長いところかな』という感じはしていました。牝馬ですけど、心肺機能は高いですし、実際にレースでは適性を見せてくれたと思います」 -ここまでの調整過程は。 「レースを使った後の消耗が激しい馬で、前走後は一度放牧に出しています。理想を言えば、体重をもう少し増やしたかったのですが、輸送の距離が短いのはプラスに捉えたいですね」 -枠番は1枠1番。 「最短距離で走れるし、有利ですよね。過去にも好走しているし、この馬にとってもいい枠だと思います」 -ジョッキーと話は。 「乗りやすい馬なので、追い切りも乗らなくて大丈夫となりました。ゲートに問題もないですからね。豊さんは勝ち方を知っているジョッキーですから、あとはお任せするだけです」