<妻、小学生になる。>テレビアニメ化 2024年放送 亡き妻が小学生になってよみがえる 実写ドラマも話題のファンタジーマンガ
実写ドラマ化もされた村田椰融さんの人気マンガ「妻、小学生になる。」がテレビアニメ化され、2024年に放送されることが明らかになった。10年前に亡くなった妻が小学生になってよみがえるファンタジーマンガで、小学生になった妻、夫、亡き妻が描かれたティザービジュアルも公開された。ビジュアルには「愛とは、たとえ苦しくても相手の幸せを願えること」というコピーが添えられている。 【写真特集】実写「妻、小学生になる。」も話題に “夫”堤真一、“妻”石田ゆり子の感動ビジュアル
同作は、マンガ誌「週刊漫画TIMES」(芳文社)で2018~22年に連載されたマンガ。愛する妻・貴恵を10年前に亡くした夫の前に、生まれ変わって10歳の小学生の姿になった妻が現れる……というストーリー。廃人のような生活を送っていた夫と娘が、小学生になった妻のおかげで、生きる喜びを取り戻していく家族再生の物語が描かれた。コミックスの累計発行部数は300万部以上。俳優の堤真一さん主演の連続ドラマが、TBS系で2022年1~3月に放送された。
アニメは、「幽☆遊☆白書」などの阿部記之さんが監督を務め、平林佐和子さんがシリーズ構成・脚本、関川成人さんがキャラクターデザインを担当する。スタジオサインポストが制作する。
原作者の村田さんは「ドラマ化に加え、アニメ化もされると聞いて驚きました。とてもうれしかったです。夢の一つでもあったので、夢をかなえられたと思いました。作品を選んでくれたプロデューサーさん、担当さん、読者さんに強く感謝しました」とコメント。アニメ化について「マンガの絵が動くことが単純にうれしいです。声優さんがどんなふうにキャラクターを演じるか、またOP(オープニング)やED(エンディング)、劇中のBGMなど、音楽と合わさった世界観もどうなるか気になります。アニメならではの演出、補填されたシーンなども、一視聴者として楽しみたいです」と話している。
ファンに向けて「一度アフレコの現場を見学させていただきましたが、この作品の制作に関わるすべてのスタッフさんが、このアニメをいいものに仕上げたいという熱意を持って向き合っているよう感じられました。マンガやドラマのファンの人にも満足していただけるような出来になっていると思います!」とメッセージを送った。