黒島結菜、映画『夏目アラタの結婚』ジャパンプレミアに登場

　女優の黒島結菜が21日、都内で行われた映画『夏目アラタの結婚』ジャパンプレミアに、柳楽優弥、中川大志、丸山礼、市村正親、堤幸彦監督と共に出席。パートナーで俳優の宮沢氷魚との間に第1子を出産して以降、初の公の場となった。 【写真】出産後初の公の場に登場した黒島結菜、スタイリッシュな全身ショット 　乃木坂太郎の同名漫画を実写化する本作は、連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる獄中サスペンス。日本中を震え上がらせた連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタを柳楽、物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠を黒島が演じる。 　7月12日にSNSで第1子出産の報告をして以降、初の公の場となった黒島。モノトーンのノースリーブドレス姿で登場し、会場に集まった多くのファンに笑顔を振りまいた。 　柳楽は「僕が演じるキャラクターよりも、やっぱり黒島さん演じる真珠が完全なるキー」とコメント。続けて「真珠に対して僕はリアクションだったり、真実なのか嘘なのかという、自問自答を繰り返していく中でだんだんのめり込んでいくという気持ちが前半あるので、本当に黒島さんと一緒にセッションできたと感じた気がします」と撮影を振り返った。 　一方、黒島は連続殺人犯という役どころに「最初は『私にできるかな』という不安が大きかった」と吐露。「主演が柳楽さんだというお話と、あとは監督が堤さんだったので『これは大丈夫だ』と2人を信頼して『これはきっと上手くいく』と作品をやることを決めた」と打ち明けた。 　また真珠役に関して「歯がすごく印象的で、その歯を作るのに試作を何度も重ねた」と告白。「原作による不気味さだったり気持ち悪さだったりというのをどうやって表現するかと何度も試作をして、この形に行き着きました。すごくこだわったポイント」とアピールし、黒島の演じた真珠について中川も「すごいですよね、本当に。予告映像が流れて、一瞬、黒島さんだと気付かない方もいらっしゃるんじゃないかなと思います」と語っていた。 　さらに黒島が「最近狂わされていること」を明かす場面も。黒島は「私はプロ野球に翻弄されています。今年から野球を見始めて、すごいハマっちゃって。野球ってほぼ毎日試合があるので、今も試合をやっていて、内心気になっているんです」と明かし、会場に笑いが起きていた。 　映画『夏目アラタの結婚』は、9月6日より全国公開。