【独自】防犯カメラに不審車両 何か投げ込む映像も 岡山・玉島の民家爆発 手りゅう弾か
岡山県倉敷市玉島上成の民家敷地内で18日夜に発生した爆発騒ぎで、爆発音がとどろく直前、民家に不審車両が近づき、車内から何かを投げ込んで走り去る様子が周囲の防犯カメラに写っていたことが22日、関係者への取材で分かった。岡山県警は投げ込まれた物が爆発したとみて、カメラの映像を解析するなどして車両や乗車していた人物の特定を進める。 関係者によると、現場からは手りゅう弾とみられる部品の一部が見つかり、民家は岡山市に本部がある特定抗争指定暴力団池田組幹部が出入りする関係先だったことが判明している。県警は暴力団による対立抗争の可能性も視野に、器物損壊などの疑いで捜査している。 爆発は18日午後10時10分ごろ、女性契約社員(61)方で発生した。敷地内の駐車場付近が現場とみられ、県警組織犯罪対策1課によると、1階の窓ガラス3枚が割れ、隣接するコーポ2階の窓ガラス1枚も破損した。女性や周辺住民にけがはなかった。