【広島】床田寛樹「ノーノーはできないけど…」先輩・大瀬良を刺激に今季初完投に意欲
広島の床田寛樹投手が、11日の西武戦(ベルーナD)に先発する。チームはここまで交流戦6勝6敗。ラスト6番勝負の初戦のマウンドで、17年以来の交流戦勝ち越しに弾みをつける好投を目指す。 【詳細データ】床田の成績、年俸など… 4日の日本ハム戦(マツダ)は、7回でともに今季ワーストの9安打4失点(自責3)を許して3敗目。チームはこの試合で今季最長5連敗となった。「前回負けているので、勝って終われるようにしたい」。リーグ戦再開に向け、白星で自身の交流戦を締めくくる。 7日のロッテ戦(マツダ)では、先輩の大瀬良がプロ野球90人目(102度目)の無安打無得点を達成した。「すごいなと思いました。ノーヒットノーランはできないけど、とにかくイニングをしっかり投げられれば」と、刺激を受けた。 今季は先発10試合すべてでクオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)で、うち8戦がハイクオリティースタート(HQS=7回以上自責2以下)と抜群の安定感も、まだ完投はない。「先発をやっていたら、みんな最後まで投げたいと思う。最後まで投げるには無駄な四球をなくしたり、先頭を出さないこと。あと先に点を取られなければ、おのずとイニングは投げられると思う」。6連戦の初戦を任される投手としての責任を全うする。
報知新聞社