日産アリアのハイパフォーマンスモデル「アリアNISMO」が正式発表! 税込842万9300円~で発売は6月の予定
日産自動車は3月8日、今年1月に「東京オートサロン2024」で公開した「日産アリアNISMO」を発表した。税込車両価格はB6 e-4ORCEベースが842万9300円、B9 e-4ORCEベースが944万1300円で、発売は6月の予定だ。合わせて、日産アリアについては注文受付を一時停止していたB6(2WD)の注文受付を再開するとともに、B6 e-4ORCE、B9(2WD)、B9 e-4ORCE、B9 e-4ORCEプレミアを3月下旬より発売すると発表した。
NISMOの性能コンセプトである「より速く、気持ち良く、安心して走れる車」に基づき、高い安定性と軽快さを実現し、走りの上質感を磨き上げた
https://youtu.be/FahnQ2hE2go 「日産アリアNISMO」は、アリアe-4ORCEに、NISMO専用の加速チューニングを施し、アリアの持つ圧倒的な動力性能をさらに引き上げた、EV NISMOのフラグシップモデル。NISMOの性能コンセプトである「より速く、気持ち良く、安心して走れる車」に基づき、高い安定性と軽快さを実現し、走りの上質感を磨き上げたのが特徴だ。 上級に位置付けられるB9 e-4ORCEをベースとしたモデルでは、最高出力を320kW(435ps)まで向上させ、NISMO専用の加速チューニングを施したことにより、気持ちの良いパワフルな加速を実現。さらに、NISMOドライビングモードでは、アクセルを踏み込んだ際のレスポンスを最大化することで、NISMOでしか味わうことのできない俊敏な加速コントロールが感じられるようになっている。 幅広い温度域において安定した性能を維持するブレーキパッドや、素材から内部構造に至るまでこだわり抜いた「日産アリア NISMO」専用開発のタイヤ、軽量化とリム幅のワイド化を両立しながら空力性能にも貢献したデザインのホイールの採用も見どころ。さらに、シャシーにおいては、前後のサスペンションやスタビライザーに専用のチューニングを施し、スポーティでありながらも、EVらしい滑らかで上質な走りを実現している。 電動駆動4輪制御技術をNISMO専用にチューニングした「NISMO tuned e-4ORCE」は、さまざまなシチュエーションにおいて高いトラクション性能を誇り、電動車ならではの爽快な旋回加速を実現。また、ワインディングロードなどにおいても、スポーツカーのような高いライントレース性や思い通りのコーナリングを可能としている。 エクステリアは、アリアの上質さと、空力性能を向上させるNISMOらしいダイナミックなパフォーマンスを体現。NISMO専用のバンパー、リヤスポイラー、ドアサイドモールを採用し、洗練されたスタイリングでありながらも、空気抵抗の低減とダウンフォースの向上を高い次元で両立している。 インテリアは、黒を基調としたなかにスパイスの効いたレッドアクセントを配し、上質でスポーティな空間を作り上げた。スポーツ走行に合わせてホールド性とフィット感を高めた専用シートを採用し、車両との一体感を感じられる仕様となっている。また、オプションのNISMO専用BOSEプレミアムサウンドシステムを装着し、NISMOモードをオンにすると、フォーミュラEマシンのようなEVサウンドの演出により、高揚感のある走りが楽しめる。 ボディカラーは、NISMOステルスグレーにブラックルーフの2トーンをはじめとする、全6色が設定された。 ●日産「アリアNISMO」ラインアナップ ・NISMO B6 e-4ORCE(66kWhバッテリー搭載):842万9300円(4WD) ・NISMO B9 e-4ORCE(91kWhバッテリー搭載):944万1300円(4WD) ●日産「アリア」ラインアップ ・B6(66kWhバッテリー搭載):659万100円(2WD) ・B9(91kWhバッテリー搭載):738万2100円(2WD) ・B6 e-4ORCE(66kWhバッテリー搭載):719万5100円(4WD) ・B9 e-4ORCE(91kWhバッテリー搭載):798万7100円(4WD) ・B9 e-4ORCEプレミア(91kWhバッテリー搭載):860万3100円(4WD) ※価格は消費税込み
MotorFan編集部