ロッテ・小島和哉、〝和田塾〟塾長を継承へ「見本になる態度や姿勢を示せるように自覚したい」
ロッテ・小島和哉投手(28)が14日、長崎市内で行っている自主トレを公開。昨季限りで現役を引退した元ソフトバンク・和田毅氏(43)を〝塾長〟に2019年から続く同地での合同自主トレを継承する意思を表明した。 「来年から引き継ぐ形であれば、僕や(阪神の)大竹さんになってくるので、見本になる態度や姿勢を示せるように自覚したい」 日米通算165勝の和田氏を尊敬する後輩投手が球団の垣根を越えて集結し、昨年には総勢16人の大所帯にまで膨れ上がった。そのほとんどが左腕。引退表明以前に弟子入り志願した選手がいたことで、和田氏は今年も寝食をともにしているが、来年からは〝勇退〟する。そこで早大の直属の後輩でもある小島が軍団を率いる覚悟だ。 小島はこの日、マウンドから立ち投げで12球。3年連続となる開幕投手には「こだわりがない」とした一方で、「中5日登板は(吉井監督ら首脳陣に)言い続けています。基本的に全然いけます」と頼もしい。 今季の開幕カードは3月28-30日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)。昨季2試合で2敗、防御率12・54だった天敵相手に、「ホークスに勝つことだけを考えて、今、練習している」と力を込めた。(東山貴実)