中国、16~24歳の失業率公表を再開 調査方法を変更…14.9%に
中国政府は、停止していた16歳から24歳までの若者の失業率の公表を再開しました。今回公表された失業率は14.9%で、政府は調査方法を変更したとしています。 中国の国家統計局は17日、16歳から24歳までの若者の先月の失業率が14.9%だったと発表しました。 中国の若者の失業率をめぐっては、去年6月に過去最悪となる21.3%に達したことが発表された後、中国政府は調査方法を見直すなどの理由で発表を取りやめていました。 今回発表された失業率は以前の調査方法を見直し、在学中の学生を除いた数としていて、国家統計局は「学生を含めれば本当に職を探している若者の就職状況を把握できないため」と説明しています。 ただ、調査方法が異なる以前の数字との比較はできなくなるため、若者の失業の実態が見えにくくなる可能性があります。