ジリ高想定の日本株相場で注視したい「好調ニッチ」3銘柄
日経平均株価が一時、終値ベースでの年初来高値を突破した、11月24日の日本株相場。はたして、前途は洋々なのか(写真:ブルームバーグ)
11月24日の東京株式市場では、外国為替市場での円安ドル高基調を好感し、日経平均株価は7月3日につけた終値ベースの年初来高値(3万3753円)を上回る場面もあった。ただ、後場に入ると買いが続かず、上昇幅を縮小する展開となった。終値は前日比173円高の3万3625円と続伸した。 来週(11月27日~12月1日)は、7月の年初来高値を終値で更新し、上値を試す展開が想定される。ただし、33年ぶりの高値水準ということで、投資家の間では警戒感も根強く、3万4000円を大きく上回るには少し時間がかかりそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは3万3200~3万4000円とする。
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冨田 康夫