【プレビュー】セ・トップ4勝ヤクルトのヤフーレに注目、阪神は5年目大砲候補の井上広大が今季初昇格、ほか | セ・リーグ | プロ野球
5月10日~12日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。
東京ヤクルトスワローズ vs 読売ジャイアンツ
5位タイのヤクルトと、首位まで0.5ゲーム差につける2位の巨人が対戦。 ヤクルトの注目はヤフーレ。来日1年目の右腕はここまで5試合で4勝1敗、防御率3.21の内容。4勝はリーグトップの好成績だ。4月29日の巨人戦では、9回3安打無失点で完封勝利をマークした。それ以来となる今回登板でも、同じ巨人相手に快投を見せたい。 2連勝中の巨人は、秋広優人に注目したい。4年目の今季は開幕一軍を逃し、梶谷隆幸の離脱などもあり5月7日に初昇格。ここまでの出場機会はわずか1試合1打席のみだが、首位を狙うチームの起爆剤としての活躍に期待がかかる。
横浜DeNAベイスターズ vs 阪神タイガース
4位のDeNAと首位の阪神が対戦。 DeNAの注目は東克樹。ここまで6試合で3勝0敗、防御率2.23の好成績を残しており、クオリティ・スタート(6回以上・自責点3以下)率は100%と、抜群の安定感を誇っている。この試合でも長いイニングを投げ、自身4連勝を掴み取りたい。 2連敗中の阪神は、井上広大に注目したい。今季はここまで一軍出場はないが、岡田彰布監督が登録、即スタメン起用を明言している5年目の大砲候補だ。ファームでは打率.344、4本塁打、17打点と打ちまくっており、一軍舞台でのプロ初本塁打に期待がかかる。
広島東洋カープ vs 中日ドラゴンズ
3位の広島と5位タイの中日が対戦。 2連勝中の広島は、末包昇大、中村健人の3年目コンビに注目。末包は8日に初昇格、即スタメンでタイムリーを放った。3日に初昇格した中村健も、8日に今季初安打となる一発を放つ活躍を見せた。長打力が魅力の2人が持ち味を発揮できれば、広島打線が一気に破壊力を増しそうだ。 2連敗中の中日は、松葉貴大に注目。4月29日の前回登板では、9回117球を投げ抜き7安打1失点で完投勝利。完投自体は降雨コールドの4月21日に続いて2試合連続だったが、9回完投はオリックス時代の2016年以来のこと。この試合でも長い回を投げ、チームの連敗ストップに貢献したい。