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坂出市出身の競泳選手、花車優選手が、東京で行われているパリオリンピック代表選考会に出場し、男子２００メートル平泳ぎ決勝で派遣標準記録を突破して２位に入り、日本代表に内定しました。 ２０２２年の世界選手権では同じ２００メートル平泳ぎで銀メダルを獲得した花車、初めてのオリンピック出場をかけて、３月２２日の代表選選考会、決勝に挑みました。 ８人中２番目のタイムで決勝に進出した５レーンの花車は、序盤からトップ争いを繰り広げます。日本記録更新も望めるハイペースの中、２番手で１５０メートルのターン。 序盤から積極的にレースを進めた花車ですが持ち味は終盤の追い上げ。最後までしっかりと粘りを見せて派遣標準記録を突破し、２位でフィニッシュ。自身初めてのオリンピック代表の座を手にしました。 （花車優選手） 「最高の舞台で最高のパフォーマンスができて非常にうれしい。久しぶりに自己ベストも出せて、夢だったオリンピックの出場権も獲得できて自分の覚悟が実ったというか、ちょっとほっとしている。」 香川県出身の競泳選手でオリンピック代表は２００４年のアテネ大会などに出場した田渕晋さん以来です。