船橋のアーティストコラボで元中学校教諭がCD制作 リリース記念ライブも
船橋市内で長らく中学校の美術教諭として勤務してきた動画編集者「ポチ造先生」がジャズアーティスト「ねじえもん」のCDを制作し、6月22日、ジャズバー「コクリコットf(フォルテ)」(船橋市本町4)でCDリリース記念のライブを開く。(船橋経済新聞) 【写真】1枚目にプロデュースしたCDと今回リリースのCD(左から) ポチ造先生は前原中学校の卒業生で現在も船橋市在住。「ねじえもん」は、ボーカルを寝占(ねじめ)友梨絵さん、ギター担当・堀江洋賀さんから成るジャズユニット。堀江さんはポチ造先生が25年ほど前、中学校で美術を担当した当時の教え子。 今回のCD制作は、ポチ造先生が企画する「POCHIZO」レーベルプロジェクトとしては2枚目。定年を間近に控えたコロナ前、コクリコットを初めて訪れた際、地元に住むジャズサックス奏者の生演奏を聴き、「CDを作らせてほしい」と申し出て人生初のCDをプロデュース。 「退職金とそれまでの貯えで多少の軍資金はあった。何か地域のためになることをやりたいと考えていた」と当時を振り返る。「1枚目のリリース時点で2枚目は教え子の堀江くんを応援する形で地域のアーティストコラボのものを作りたいと考えていた」とも。 収録は「studio NEST」(田喜野井4)で行った。CDプレスなどの手配は御滝中学校卒業生のアライさんが担当する。表紙のイラストは、友人で市内在住のイラストレーター・小倉正巳さんが手がけ、CDが完成した。 CDは2,200円で、ポチ造先生の思いに共感した市内6カ所のカフェやレストランで販売する。ポチ造先生はまだ公務員として働いているため、利益は全て地域の文化向上と活性化の取り組みに役立てる。 現在はユーチューブで配信も行い、八千代のコミュニティーFM「ふくろうFM」ではパーソナリティーも務める。
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