セーリング女子49erFX級で快挙 田中美沙樹、永松瀬羅組がプリンセスソフィア杯で日本勢初の銅メダル
◆セーリング プリンセスソフィア杯 最終日(6日、スペイン・マジョルカ島沖) 女子49erFX級で田中美沙樹、永松瀬羅(豊田自動織機)組が銅メダルを獲得した。最終日は風が弱く、上位10艇によるメダルレースが実施されなかったため、前日までの結果で総合成績が確定。同ペアは6日の第14レース終了時点で3位だった。世界の強豪が集まるプリンセスソフィア杯で、この種目でのメダル獲得は初めて。 田中は日本連盟を通じ「今回は得意な風域でしっかり成績を残せたことと、課題にしている風域でもなんとか耐えることができ、3位という結果につながったことがとてもうれしい」と振り返った。この種目は今月中旬のラスチャンスレガッタがパリ五輪出場枠獲得に向けた最終戦となる。今大会で弾みを付けた永松は「パリ五輪、出場国枠獲得に向け頑張ります」と意気込んだ。
報知新聞社