踏切で大型トラックが遮断機と接触、現場から立ち去る 特急「ゆふいんの森」緊急停止 警察が捜査
大分県玖珠町にあるJR久大本線の踏切内で21日午前、遮断機の棒が折れていたため、特急ゆふいんの森が緊急停止しました。乗客234人にけがはありませんでした。遮断機の棒に接触した大型トラックが現場から立ち去っていて、警察が捜査しています。 玖珠町戸畑にあるJR久大本線の平川踏切で8月21日午前11時ごろ、遮断機の棒が折れているのを特急ゆふいんの森の運転士がみつけ、緊急停止しました。 乗客234人にけがはなく、ゆふいんの森の車両に損傷もなかったため、約10分後に運転を再開しました。 警察によりますと、「トラックが踏切をわたっていて、車両に棒が当たって折れた」と、後続の車に乗っていた目撃者から通報がありました。警察が駆けつけた際、大型トラックは現場から立ち去っていたということです。 現場は県道54号の片側1車線の踏切で、その先には国道210号と交わる平川交差点があります。 大型トラックが踏切から約20メートル先にある交差点の信号が青になったのを見て進入し、遮断機の棒が降りてきて接触したとみられています。 警察は、立ち去った大型トラックの特定を急いでいます。
大分放送