北九州・小倉の飲食街火災が鎮火 発生42時間、けが人なし
北九州市の小倉駅近くの飲食店街「鳥町食道街」付近で3日午後に起きた火災は、発生から約42時間後の5日午前8時50分ごろに鎮火した。市消防局が明らかにした。4日午前に鎮圧状態となり、消防が焼け跡のがれきの下でくすぶる残り火の消火を続けていた。けが人はいなかった。 3日午後3時10分ごろ、北九州市小倉北区魚町1丁目の飲食店で火災が起きたと119番があり、周囲の建物に燃え広がった。消防車両35台が出動し、延焼は約4時間半後に阻止された。 市消防局の速報値によると、焼損範囲は約35店舗、約2900平方mに上る。木造建築が密集する鳥町食道街を含む街区の一帯に被害が及んだとみられる。
