道頓堀グリコ5代目看板消灯から1年 先代はネオンだった
道頓堀グリコ5代目看板消灯から1年 先代はネオンだった THE PAGE大阪
大阪市中央区道頓堀の名物として人気の「グリコ看板」。現在の看板は6代目で、連日、観光撮影スポットとして多くの勧告客らが訪れては、ゴールインマークのポーズで撮影する光景が見られる。ゴールインマークも背景が通天閣や東京タワーが出てくるなど、様々な映像も出てくるが、この看板はまだ登場してから1年もたっていない。いまから1年前、ネオン管を使用した5代目グリコ看板が18年の歴史に幕を閉じ、きょう17日で消灯から1年がたつ。
消灯前にSNSでのカウントダウン企画が話題に
5代目看板は1998年から点灯しており、看板近くの戎橋付近では大勢の観光客がその最後を見届けようと訪れた。高さ20メートルで、ネオン管の使用本数は4460本。大阪城、通天閣、海遊館、大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)といった大阪を代表する建物が背景に描かれるとともに、背景が朝から晩までの色に変わり「ゴールインマーク」がそこを走っているという演出だった。 5代目看板最後の日までは、グリコの公式ツイッターやフェイスブックで「あと何日」というボードを持った観光客らを載せる「カウントダウン」写真が掲載され話題となっていた。 阪神タイガースのマスコットキャラクター・トラッキーやくいだおれ太郎も「激励」に訪れるなど、なにかと話題となり、最終点灯日には多くの人が集まり、5代目登場と同じ1998年に入社した同社の同期社員らが見守っていた。
5代目消灯後は綾瀬はるかシートが登場し話題に
5代目消灯から1週間後には、同社のCMなどに登場していた女優の綾瀬はるかが、ゴールインマークのポーズをとった工事用シートで中が覆われ、6代目は登場までベールに覆われていた。 そして、昨年10月23日に新しい6代目が登場し、LEDを使って様々な映像を映したり、ゴールインマークが両手をあげるだけでなく、音楽に合わせて手拍子する様子も映し出され、全国ニュースでも話題となった。 今では6代目が当たり前の存在だが、たまに撮影している人から「これ、いつから変わったんやっけ?」という声が聞かれる。少なくとも1年前のきょうまでは、ネオン管の看板だった。皆さんはそのことを覚えていただろうか。