岩本照“辰之助”、ストイックかつ真面目な姿に「ひーくんにしかできないはまり役」と絶賛の声<恋する警護24時>
Snow Manの岩本照が連続ドラマ単独初主演を務めるオシドラサタデー「恋する警護24時」(毎週土曜夜11:00‐11:30、テレビ朝日系)の第1話が1月13日に放送された。第1話では、ボディーガードとして優秀すぎる北沢辰之助(岩本)の姿が描かれ、話題を呼んでいる。また、X(旧Twitter)では、「#恋警護24」「#ひーくん」など、同ドラマに関するワードがトレンド入りを果たし、好調なスタートを切った。 (以下、ネタバレを含みます) ■「恋する警護24時」とは? 【写真】鋭い視線で警護対象を見守る最強ボディーガード・北沢辰之助(岩本照) 連ドラ初単独主演の岩本照が武骨なボディガードを演じる、考察系アクションラブコメディー。少数精鋭のボディーガード会社に勤める要人警護のスペシャリスト・辰之助が、父親殺しの犯人を追いながら、毒舌な弁護士・岸村里夏(白石麻衣)の24時間警護を請け負い、全力で守っていく姿を描く。脚本は金子ありさが担当。 ■相性最悪な2人の出会い…「恋する警護24時」第1話を振り返る ボディーガード会社・RACCO警備保障に勤める北沢辰之助に、法律事務所から警護依頼が舞い込む。警護対象は弁護士・岸村里夏。以前担当した案件で逆恨みをされ、命まで狙われているという。 契約書も無事交わし、警護をスタートさせようとしたその矢先、里夏から「ボディガードなんていりません!」と言われ耳を疑う。このままだとキャンセル料が発生してしまうという事で、今日1日だけ警護される事を渋々了承した里夏。 辰之助と相棒ボディガード・原湊(藤原丈一郎)に警護されながら、クライアント先に向かう里夏は、安全のため移動手段からルートまで決められ、エレベーターの混雑を避けるためにハイヒールで6階まで階段を上らされるなど、辰之助の融通の利かなさにイライラしてしまう。 それでも、新しいクライアントである新進気鋭のミールキット会社・社長の漆原透吾(溝端淳平)を前に張り切るが、威圧感と存在感のすごい辰之助のせいで漆原との打ち合わせも仕切り直しに。我慢の限界に達した里夏は、辰之助に警護は今日限りと告げると、辰之助を巻いて逃走しようと計画する。 そんな中、里夏は母校で講演会に参加することとなり、そこで本当に命を狙われる事件が発生する。 ■決めせりふ「任務ですので」が最高すぎた クライアントの元を訪れた辰之助は、「ボディーガードなんていりません!」という里夏の発言に、「はい?今なんて?」と脳内でツッコミを入れる。一度了承したことを断る里夏が理解できず、思わず顔に出でしまう辰之助。 この時点で、辰之助は堅物で、怖い人なのかと思ったが、そうではなかった。社長の和江(松下由樹)から顔が怖いと指摘され、ラッコであやされると、怖かった表情は満面の笑みに変わるのだ。このシーンから、素直すぎる辰之助のリアクションに“沼落ち”した人も多いだろう。 非協力的な里夏に詰め寄られても、「任務ですので」とスン顔で対応する辰之助。その力強い決めせりふに対し、Xでは「最高すぎる」という声が上がった。 ■辰之助の不器用な優しさにもん絶 「ハイプロファイル」「ロープロファイル」を駆使しながら、辰之助はエースとして、里夏の警護に最善を尽くしていた。それが分かったのは、里夏が逃亡計画を実行したシーンからだった。 危機感のない里夏の代わりに、さまざまな人物に鋭い視線を向けている辰之助。そんな辰之助に里夏は「自由になりたい」と不満を募らせる。 里夏は、トイレに行き、変装して逃亡することに。そんな行動をする里夏に対し、辰之助は、「なんなんだ、この案件」と言いながらも、「ハイプロファイル」から「ロープロファイル」に切り替え、里夏に気付かれることなく尾行していたのだ。 里夏のさまざまな行動にどこか駄目だったのかを説明しながらも、辰之助は「あなたを助けたい。信じてくれないと助けられない」と、感情をあらわにすることなく、淡々と言葉を投げ掛ける。 その一方で、辰之助は、里夏の靴擦れにも気付いており、わざわざ購入してきた絆創膏を渡すのだった。ボディーガードとして完璧な辰之助から、時々、垣間見える優しさがいじらしく、もん絶した人もいただろう。 ■暗い過去を持つ辰之助 講演会では、里夏の過去を聞いて、心が動いてしまった辰之助。いつも通りであれば、里夏が一人になることも許さず、追い掛けていったはずだ。でも、辰之助は追い掛けられなかったのだと思った。 自分は信頼してほしいと告げたのに、自分を信じて「待っていて!」と走っていった里夏を追い掛ける行為は、信頼しないことになるではないだろうか。だから、辰之助はいつものように判断ができなかったように思う。 その後、けがをした里夏に対し、責任を感じた辰之助は、契約を打ち切ってもらってもいいと里夏に謝罪する。そんな辰之助に里夏は、辰之助にどうしてボディーガードになったのかと問い掛ける。 そこには暗く悲しい過去があったが、辰之助は岸村さんと同じですと告げ、里夏に打ち明けることはなかった。Xでは、「そんな過去があったとは」「辰之助えええええ!」「涙腺崩壊したのですが…」という声が上がった。 一方で、辰之助のストイックかつ真面目な姿に、「ひーくんにしかできないはまり役!」「最高なんだが」「ひーくんを選んでくれてありがとうございます!」という人が続出。Xでは、「#恋警護24」「#ひーくん」などのドラマ関連ワードがトレンド入りを果たした。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部