【荒木大輔コラム】日本ハム・山崎福也 抜群のコントロールを誇るピッチング 打者がまったく反応できない直球のキレ
4月23日の楽天戦では6回2失点。中継ぎが追いつかれ自身に勝ち星はつかなかったが、延長11回4対3で勝利の力になった[写真=井田新輔]
【荒木大輔のPitching Analysis】 昨年はオリックスで自身初の2ケタ11勝を挙げてリーグ3連覇に貢献した山崎福也投手。今年はFAで日本ハムに移籍して本拠地開幕戦の先発を託されるなど、チームの躍進を支えています。今シーズン、4試合目の先発となった楽天戦でも“らしい”ピッチングを繰り広げました。 何よりも素晴らしいのは抜群のコントロールです。この試合でも初回、先頭の小深田大翔選手に対してスライダー、カットボール、ストレートが微妙に外れてカウント3-0となりましたが慌てるそぶりはまったくありません。4球目は・・・
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週刊ベースボール