10月北陸倒産19件、今年2番目の多さ 帝国データバンク
帝国データバンクがまとめた北陸三県の企業倒産集計(負債額1千万円以上)によると、10月の倒産件数は前年同月比8件増の19件となり、2月の21件に次いで、今年2番目に多かった。負債総額は11億4200万円で、小口倒産の積み重ねで3カ月ぶりに10億円を上回った。 県別では、石川が倒産件数10件で負債総額は3億6600万円、富山が7件で6億5800万円、福井が2件で1億1800万円だった。同支店は「人手不足や人件費の高騰などで企業の収益確保が厳しい状況が続いている」との見方を示した。