あす センバツ出場校 発表 広陵(広島)21年ぶりの日本一へ鍛練の冬 注目のバッテリー
いよいよ、あす26日は、高校野球・春のセンバツ出場校が発表されます。秋の中国大会を制し、出場をほぼ確実としている広陵高校へ行ってきました。 【写真を見る】あす センバツ出場校 発表 広陵(広島)21年ぶりの日本一へ鍛練の冬 注目のバッテリー 春のセンバツ、3度の優勝を誇る名門・広陵高校野球部。去年、行われた中国大会では史上初の3連覇を成し遂げました。目指すは日本一。春のセンバツ甲子園に向けて雪の中を走って、跳んで、押す。 この日の気温は0℃。白い息を吐きながら休むことなくトレーニングに打ち込む選手たち―。 おもりを背負って行う坂ダッシュや、大きなタイヤをぞうきんがけのように押していく下半身のトレーニングなど、過酷なメニューの数々…。 終了まで2時間半、選手たちの声が途切れることはありませんでした。 ことしの広陵の見どころは、なんといってもバッテリー。1年生の春からエースナンバーを背負う 髙尾響 と、主将であり、チームの4番も担う 只石貫太 です。 広陵高校 2年 只石貫太 主将(捕手) 「ことしは去年と比べて打線に厚みがないぶん、つないでいくようなバッティングで、なんとしてでもまず1点というふうに、単打単打でつないでいくところが今のチームの強みだと思います」 「去年は自分のプレーだけに集中してやっていればよかったんですけど、キャプテンをやらせていただいて、自分だけじゃなくてチームの雰囲気だったりを引っ張っていくっていう意味でチームを優先した考えっていうのが今、一番あります。夏、チャンスで1本が打てなくて負けてしまったので、もう自分は長打とかではなくて、チャンスで1本っていうふうな勝負強いバッターになるために練習をしてきました」 エースの髙尾響は、去年・おととしと先輩たちを日本一に導けなかったくやしさを胸に冬の鍛錬に取り組んできました。 広陵高校 2年 髙尾響 投手 「まっすぐの強さっていうのは夏よりかは強くなってきていると思っています。もうバッターに、野手陣にいい流れで持っていけるピッチングをしたいなと思いますし、大事な場面でギアを上げて、しっかりゼロで抑えるっていうのを意識して、勝てるピッチャーになっていきたいなと思います。もう1度、日本一を目指してやっていく中で去年、くやしい思いをしたので、センバツ。そのくやしい思いを1試合1試合持って、しっかり優勝につなげていけるようにやっていきたいなと思います」
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