甘いマスクの千葉雄大、連続殺人事件を追う
いつかはラジオ番組を 音楽イベントにも関心
インタビューに答える様子も自然体なら、プライベートも自然体。構えたところを感じない、さりげない生き方をしているせいだろうか。少年時代から地味だったと振り返る。 「小学生のころは学級委員やってましたけど、中学に入ると、どんどん地味になっていきました。やんちゃだったりスポーツできたり、どこか突出した人がチヤホヤされるしモテるなかで、僕は普通だったので。高校も、男子校に入ったので、キラキラした青春物語みたいなこととは無縁で。もともと社交的なほうでもないんで、消極的に日々を過ごして、そこが地味のマックス」 やや自嘲気味に笑う。大学ではバンドを組んで多少、派手よりになったそうだ。 「芸能界に入ってもチヤホヤされたわけでもなく、そんなに私生活は変わらないです。道で声をかけられたり、そういうことも悲しいぐらいないです。ただ昔は、こうして自分の意見や考えをうまく話せなかったのですが、いまは不得手ながら少しは話せるようになりましたね」 淡々と話しているが、これからやりたいことはいろいろあるようだ。 「ラジオが好きなので、いつかラジオ番組を持ちたいなと思っています。音楽も好きで、バンドマンとか親交ある方もいるので、音楽イベントみたいなこともできたらいいなと。あと、仕事でいろいろなところへ行けてはいるのですが、イギリスはまだ行ったことがないので行ってみたいですね。UKロックが好きで、文化にも興味があります」
やりたい役は極道? 感情前面出す役に興味
やりたい役は、プラスアルファのある役。プラスアルファとは…… 「大変ですけど、その役を演じるには楽器を弾かなければいけないとか。体を動かす、でもいいですし。何かそういったプラスアルファある役は、すごく大変ですけどやりがいがあるな、と。それから、感情を前面に出す役はあまりやったことがないので興味はあります。極道とか(笑)」 これからも、千葉雄大が楽しみだ。 (取材・文・撮影:志和浩司)