1勝1敗で迎えるONEでの3戦目。勝ち越すことができるか

　2024年4月26日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 60』（U-NEXT配信）にて、ソーンスックノーイ・FAグループ（タイ）とONEでの3戦目を行うKNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）が公開練習を行った。 【写真】小笠原が得意とする左ミドルキック 　小笠原は4月27日（土）東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.2』（U-NEXT配信）に出場する重森陽太（クロスポイント吉祥寺）を相手にマススパーを公開。得意の左ミドルキックをはじめとするテクニックを見せつけた。 「KNOCK OUTも含めて今回で4回目のオープンフィンガーグローブでの試合になるので、そこは問題ないと思います。今、日本人選手が毎週ONEに出ていて結果を残せていないので、そことは違うぞと。しっかりと日本人の強さ、世界でも通用するというところを見せたい」と、日本を代表して戦うつもりだとする。 　2023年12月のONEでチョーファーにKO負けを喫し、「倒しに行こうとしすぎて、KOを狙いすぎてワンミスでした。その前に日本の試合でも負けたので取り返したいです。試合期間の短さもあったけれど、精神的な部分で後半やられたと思います」と、敗因は分かっているという。 　今回対戦するソーンスックノーイについては「気持ちも強く、最後まで粘り強くONEで3戦3勝3KOでめちゃめちゃノリに乗っているし、自信も持ってくると思います」と印象を語り、「僕はこういう選手を当てられて、『お前の実力を見せてみろ』と言われてる部分もあると思うので、いいプレッシャーになっています。ここで勝ち切って、そういう選手に勝つことで次に繋がると思います」と、自分が試されていると捉えているようだ。 「タイ人はボーナスを狙いに来るので倒しに来るファイトをする。自分も倒しに行くだけじゃダメなので駆け引きをしたい。今回は駆け引きもしたいと思います」と、今回はただ倒しに行くだけではなく駆け引きもしたいとする。 　今回KO勝ちならONE本戦との契約がグッと近付くことになる。小笠原は「確実に勝つのが必要。負けたら台無しになるので、KOを狙いすぎずコツコツやってその先にKOがあったらいいなって感じですね」と、勝つことが大前提だとした。 　そして「KNOCK OUTファンには小笠原瑛作がいることは忘れてほしくないし、世界でしっかりKNOCK OUTの強さを見せて、代々木では世界で通用する小笠原瑛作を日本のファンに見せたい」とONEで勝利して6月23日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるKNOCK OUTのビッグマッチに凱旋したいと意気込んでいた。