能登半島地震で校舎などに大きな被害 センバツ出場の日本航空石川が甲子園で練習
今月18日に開幕するセンバツ高校野球に向けて、出場校による練習が14日、甲子園球場で行われました。能登半島地震で校舎などに大きな被害を受けた日本航空石川の選手たちも元気に甲子園の土を踏みました。 【写真を見る】能登半島地震で校舎などに大きな被害 センバツ出場の日本航空石川が甲子園で練習 4年ぶり3度目の春のセンバツ高校野球の選出となった航空石川。選手たちは14日、甲子園球場で内野や外野の守備練習、バッティング練習を行い土や芝、球場の雰囲気を確かめていました。地震によりグランドが使えなくなった日本航空石川ナインは、系列校のある山梨県で練習を余儀なくされました。 寳田一慧 主将 「いい感じで来ていると思うので、大会までまだ時間があるのでしっかり調整をしてこれから(調子)を上げていきたい」 各選手の帽子の裏には「笑顔・感謝・恩返し」の文字が書かれています。 寳田一慧 主将 「まだまだ(地震で)苦しんでいる人がいるので、自分たちは素晴らしい場所で野球ができることに感謝してこのように書いた。文字を書くことで試合中にみんなでもう一度気持ちを確認し合う」 選抜大会は、今月18日に開幕し、日本航空石川は大会6日目の23日、茨城の常総学院との初戦を迎えます。
北陸放送