【ジャパンキック】ONEで2連続KO勝利の睦雅が飛躍の年となった2024年を締めくくる一戦、防衛戦を間近に控えた吉成名高がエキシビションマッチに登場
2024年11月17日(日)東京・後楽園ホールで開催されるジャパンキックボクシング協会『KICK Insist 21』の全対戦カードが発表された。 【写真】ラジャ王座防衛戦を2週間後に控える吉成名高が、梅野源治と1勝1敗のキヨソンセンとエキシビションマッチを行う 今大会はトリプルメインイベント。そのトリとなる第13試合は日泰国際戦63.5kg契約3分5Rで睦雅(ビクトリージム)vs.ユッタカーン・コー・プラサートジム(タイ)に。 睦雅こと瀬戸睦雅は2023年3月にジャパンキックボクシング協会のライト級王者に。2024年3月のジャパンキックでパランラックにKO勝ち後、5月の『ONE Friday Fights 61』でONE初参戦。カビラン・ジェレバンを2R 左フックからの右フック4連打でKO。初陣を飾っている。7月にはホームのジャパンキックでケンクーンに判定勝ち、WMOインターナショナル・スーパーライト級王座を手にすると、9月のONEでアルベウ・コヘイア・ダ・シウバを左フックでKOした。現在破竹の10連勝中と勢いに乗っている。戦績は18勝(11KO)4敗2分。 ユッタカーンは泰国チェンマイスタジアム認定ライト級王者の肩書きを持つ。睦雅はONEで2連続KO勝ち、2本のベルト&2階級制覇を達成し、飛躍の年となった今年を勝利で締めくくれるか。 トリプルメインの第2試合は、WMOインターナショナル フェザー級王者の瀧澤博人(ビクトリージム)がファーモンコン・タエンバーンサエ(タイ/GTジム)と日泰国際戦58kg契約3分3Rで対戦する。 瀧澤は2014年10月に新日本キックボクシング協会日本バンタム級王座に就いたが、2017年5月に3度目の防衛に失敗。2020年11月大会にジョムラウィーに勝利してWMO王座を獲得。7連勝を飾っていたが、2023年11月に元WBC&IBFムエタイ世界王者のペットタイランドに敗れた。2024年は3月にコッチャサーンに右縦ヒジでKO勝ち、7月にはWMO世界フェザー級王座を懸けてペットタイランドと再戦したが判定2-1で敗れ、9月のラジャダムナンスタジアムでもトンソーに判定負けと連敗中。 再起を懸けて戦うファーモンコンは元ワンソンチャイ バンタム級王者、元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級2位、元ルンピニースタジアム認定バンタム級4位の肩書きを持つ。8月に『MuayThaiOpen 48』で壱・センチャイジムと対戦し、判定で敗れるも速い右ミドルで壱を苦戦させた。 トリプルメインの第1試合はジャパンキック協会フェザー級タイトルマッチ3分5Rで、王者・皆川裕哉(KICKBOX)が同級1位・勇成(Formed)の挑戦を受けての防衛戦。 皆川は3月の後楽園大会で新王者となり、今回が初防衛戦。勇成は7月の後楽園大会でフェザー級次期挑戦者決定戦に勝利し念願のタイトル挑戦となった。 また、名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツ)が12月のRWS(横浜大さん橋ホール)でのラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトルマッチを2週間後に控え、キヨソンセン・ビクトリージム(タイ/ビクトリージム)と3分2Rのスペシャルエキシビジョンマッチを行うことも決まった。
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