維新と前原新党の共同会派結成は既定路線だった?京都市長選挙への影響を解説!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
維新と教育 京都市長選挙候補の推薦取り消し
1月13日、日本維新の会の馬場伸幸代表と教育無償化を実現する会の前原代表は記者会見を開き、京都市長選挙で立候補を表明している村山祥栄氏の推薦を取り消したと発表しました。 村山氏が開いた政治資金パーティーが、実態の伴わないものであった疑いが生じたことがその理由です。 米重氏「維新にとって京都の壁は高いな、という印象を改めて持った出来事でしたね」 京都で首長を立てることに苦心してきた維新の会は、公認候補が敗北した八幡市長選挙の反省を活かし、京都市長選挙では市内で知名度の高い村山氏を推薦。 米重氏も「村山さんが当選していた可能性は高い」と分析しましたが、今回の推薦取り消しで村山氏は不利な状況に立たされることになりました。 これまで、京都府議会・市議会で共同会派を作るなど京都進出の準備をしてきた維新も、その実現は見送ることとなりそうです。
ただ、村山氏の件を受けて維新と教育のほか、国民と京都党での4党共同記者会見をしたことについて、米重氏は「この4党の枠組みは維持するんだという当事者の気持ちを発信した場だった」とコメント。 「改めて京都で一歩一歩積み上げていかないといけないというのが維新の非常に厳しい状況」と続けました。 今後の京都市長選挙については、共産対非共産という観点から、無所属で立候補予定の福山氏が共産以外の支持層を固めていけるかどうかがポイントになると米重氏。 また、松井氏が推薦を受けている自民・立憲の支持層と、自主投票になった維新や京都党の支持層を取り込めるかどうかも見どころです。 米重氏「門川市政をどう評価するかも1つの争点として注目されてくると思うんですけれども、全体として政党間の構図で見ると松井さんに分がある選挙になってきたなという感じはします」