病院の前に遺体を遺棄した疑いで逮捕 複数人が関与か 千葉県船橋市
千葉県警は5日、住所と職業不詳の阿久津海祐容疑者（20）を死体遺棄の疑いで4日に逮捕したと発表した。認否は明らかにしていない。複数の仲間がいるとみて、船橋署に60人体制の特別捜査班を設置し、殺人容疑を視野に捜査している。 捜査1課によると、阿久津容疑者は8月27日午前0時45分ごろから同46分ごろまでの間、船橋市北本町1丁目にある市の夜間休日急病診療所の前に、千葉市若葉区加曽利町の職業不詳、三浦未来さん（21）の遺体を遺棄した疑いがある。 阿久津容疑者は車で遺体を搬送し、診療所の職員を呼んだ後、職員が建物に戻った際に遺体を外に置いて立ち去ったという。司法解剖の結果、三浦さんの頭などに複数の皮下出血が確認され、死因は頭部の出血の可能性がある。（熊谷姿慧）
朝日新聞社
