闇金業者の男2人逮捕 法定利息の最大「110倍の超高金利」で貸付け 1年で約1億5000万円の利益
「売りたい商品の画像送信で即現金ゲット」などとうたって、法定利息の最大110倍の超高金利で金を貸し付けた疑いで、男2人が逮捕されました。 こうした「先払い買い取り」を装った闇金業者は3年ほど前から問題視されていて、全国3例目の摘発となります。
■無登録で貸金業 違法な金利で利息受け取った疑い
貸金業法違反などで逮捕されたのは、東京都の職業不詳・久保純容疑者(46)と、大阪市西淀川区の飲食店アルバイト・冨樫正成容疑者(32)です。 2人はおととしから去年にかけて無登録で貸金業を営み、20代から40代の男女4人から、違法な金利で利息を受け取った疑いがもたれています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。
■法定利息の最大110倍 超高金利で金を貸す
警察によると2人は「先払い買い取りサービス」を装って、客にスマホの写真を送らせ、「買い取り代金の先払い」として客に金を送金しますが、実際はその金を貸しつけていました。 そして、スマホが送られてこない違約金として、法定利息の最大およそ110倍の超高金利で金を貸していたということです。 2人はおととし1月からおよそ1年間で約1億5000万円の利益を得ていたとみられ、警察は犯行に関係した人物の捜査を続けています。
関西テレビ