金原正徳が「チャンスは1回あればいい」ときっぱり。勝負のポイントは「鈴木の右に対して自分がどう怖がらず前に行けるか」【RIZIN.46】
「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。 メインイベントで行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に挑戦する金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が「チャンスは1回あればいい」ときっぱりと言い切った。 金原は鮮やかなブルーのダブルのスーツで登場。「15年前に戦った小見川選手が“タイトルマッチに花を添えたい”とスーツを作ってくれたので、せっかくなのでこういう場に。絶対に僕じゃチョイスしないようなド派手なスーツ。気持ちがうれしい」と2009年に「戦極」で行われた「フェザー級グランプリ2009」の決勝で破った小見川道大からの贈り物であることを明かし、笑顔を見せたうえで「過去の戦友の思いも背負ってタイトルマッチに臨みたい」と語った。 昨年9月に元王者のクレベル・コイケを破り今回の王座挑戦を手繰り寄せた金原。「前回のクレベル戦が終わったときにこのポテンシャル、この気持ちをもう1回作って継続的にできるか不安だった。実際に試合が決まって、タイにファイトキャンプに行って作り直すことができて、あのときの気持ちを蘇らせることができた」などとこの間の練習や調整具合について語った。 この日の金原はいつもに比べてリラックスムード。コンディション作りや作戦面に手応えを感じているようなのだが「マッサージに行ったら“いつもより肌艶がいい”と言われた(笑)。自分じゃあまり分からないですけど、風邪引いてないんでコンディションはいいと思う」とのこと。 今回の試合のテーマとしては「生き残ることですかね」とさらり。「もう、別に今に始まったことじゃないですけど、負けたらおしまいという気持ちでやっている。なんだかんだMMAはすごい好きだし、嫌だけど試合は楽しい。もう一回やってみたい思いは出てくるかもしれない。残りたい気持ちはあります」、鈴木については「みんなが思っているような印象と変わらない。公開練習でも思いましたけど、若くて勢いがある。みんなが思っているイメージと同じ」、試合については「僕が倒されるか僕が極めるか。分かりやすい。判定はないと思う。決着はつくと思う。それが早い段階なのか分からないけどフィニッシュにはなると思う」と語った。
【関連記事】
- 金原正徳が「チャンスは1回あればいい」ときっぱり。勝負のポイントは「鈴木の右に対して自分がどう怖がらず前に行けるか」【RIZIN.46】
- 初防衛戦の鈴木千裕が「金原選手は打ち合ってくる気がする」「チャンスは5回。5回チャンスがあれば勝てる」【RIZIN.46】
- 井上雄策がベイノアのベールに包まれたままの寝技には「分からない」と困惑も須藤元気氏直伝の「秘策あり」と自信【RIZIN.46】
- バンタム級に下げて初戦の牛久絢太郎が「ずっと動ける状態で練習している。体重、体調ともに問題ない」と自信【RIZIN.46】
- 対戦相手未発表も篠塚辰樹「俺がベアナックルをするって試合なんで相手はどうだっていい」と堂々と主役宣言【RIZIN.46】