【陸上】旭化成・川嶋伸次コーチが3月末で退任 2000年シドニー五輪代表、東洋大でも手腕発揮
旭化成は3月31日付での川嶋伸次コーチの退任と退職を発表した。 埼玉県出身の57歳。川嶋氏は日体大時代に箱根駅伝6区区間賞など活躍した。1989年に旭化成へ。駅伝で結果を残したのち1993年の福岡国際マラソンで2時間10分41秒の自己新で日本人トップに立った。 神奈川大・大後栄治前監督が後任の中野剛新監督へ“タスキリレー”「彼なら安心して任せられる」 1996年のアトランタ五輪マラソン補欠。引退覚悟で臨んだ2000年3月のびわ湖毎日マラソンで2時間9分04秒をマークして、同年のシドニー五輪代表に。翌年に現役を引退した。 2002年から東洋大に出向して指導に当たると、2004年の箱根駅伝では19年ぶりに2年連続シード権獲得に導く。2007年の箱根駅伝で5位と躍進。2008年に部内の問題により引責辞任したが、その後の黄金期への土台を作るなど、手腕を発揮した。2009年4月から陸上部コーチに就任。チームは全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で2017年から4連覇を果たしている。 ※一部、記事を修正しました
月陸編集部