【MLB】エンゼルスが今季82敗目を喫す 9年連続のレギュラーシーズン負け越しが決定 全30球団中唯一
【エンゼルス1-3レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド
日本時間9月6日、エンゼルスは敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズ4連戦がスタート。その初戦は打線が振るわず、1対3で敗れ、今季82敗目を喫して全30球団中唯一となる9年連続のレギュラーシーズン負け越しが決まってしまった。レンジャーズ先発のコディ・ブラッドフォードが6回2安打1失点の好投で5勝目(2敗)を挙げ、4番手のカービー・イェーツは三者三振で27セーブ目を記録。エンゼルス先発のジャック・コハノウィックスは一発に泣き、6回8安打3失点で4敗目(2勝)を喫した。 【動画】レンジャーズのアドリス・ガルシアが先制の22号3ランを放つ エンゼルスは先発のコハノウィックスが初回に一死1・3塁のピンチを招き、アドリス・ガルシアに22号先制3ランを被弾。6回93球を投げて失点はこの3点だけだっただけに、悔やまれる1球となった。エンゼルスは3回表一死から1・3塁のチャンスを作り、ノーラン・シャニュエルの内野ゴロの間に1点を返したものの、7回表無死1・2塁のチャンスで無得点に終わるなど、4回以降は得点を奪えず。9回表はレンジャーズのクローザー、イェーツの前に三者三振に倒れ、1対3で4連戦の初戦を落とした。 エンゼルスは今日の敗戦が今季82敗目となり、レギュラーシーズン負け越しが決定。2016年から9年連続の負け越しとなり、これは全30球団中最長である(勝ち越したのは85勝77敗の2015年が最後)。また、タイガースと並んでプレーオフから最も遠ざかっているチームとなっているが、今季もプレーオフ進出は絶望的(プレーオフ進出は2014年が最後)。ザック・ネトやローガン・オホッピーなど、チームの将来を担う若手は徐々に育っているが、長いトンネルの出口が見えてくるのは何年後になるだろうか。