どうする?「水着撮影会」 9割が“推進”も、配慮は? 埼玉県営プール管理者、県民からの意見募集
埼玉県公園緑地協会は24日、県営水上公園における水着撮影会の在り方に関する提言の素案を公表し、2月6日まで県民から意見を募集すると発表した。専門家らでつくる検討会がまとめた提言では、18歳未満の出演や一部の水着、ポーズを禁止した。 撮影会を巡っては、昨年6月に公園利用者から苦情を受けた同協会が事業者に中止を要請し、その後、条件に違反していなかった事業者に対しては要請を撤回した。 提言書は、同10月までに寄せられた意見の約9割が水着撮影会を推進する意見だったと説明。一方、「県営公園で水着撮影会を開催すべきではないとの意見があることにも配慮が必要」としたが「正当な理由なく利用を拒めず、差別的扱いも禁じられ申請を拒否することは難しい」とし、慎重な意見に配慮した条件設定が必要とした。また、「表現の自由は尊重されなければならない」としつつ「公然わいせつ罪が懸念される場合、協会もほう助罪に問われる恐れも出る」と指摘した。
同協会が意見募集を行うのは初めて。対象は県内に住所がある個人、団体や県内への通勤、通学者。提出方法は、同協会ホームページにリンクが掲載されている専用フォームから。 問い合わせは同協会(電話048・640・1589)へ。
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