【LEGEND】K-1のサッタリに宣戦布告!“KO野生児”ターザンが20回目の初回KO勝ちを日本で飾る、大技連発の派手なファイトで24勝22KO無敗に
LEGEND vol.1 2024年7月15日(月)千葉・TIPSTAR DOME CHIBA 【写真】ターザンのまっすぐ伸びる左ストレートに遊笑が吹っ飛ぶ ▼第24試合 メインイベント 国際戦オランダvs.日本 90kg契約 3分3R 〇ティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club) KO 1R 2分45秒 ※3ノックダウン ×遊笑(Y's glow) ターザンはヨーロッパを中心に驚異のKO率(23勝21KO無敗。そのうち19回が1RでKO。前回の試合もKO勝ちし、現在9連続KO中)を誇り、今回が初来日。まだ23歳と若く、身長189cm・体重93kg。子供の頃から陸上競技をしており、オランダとゼーラントで優勝経験あり。12歳からは体操も経験。キックボクシング歴は5年で、Enfusion世界ライトヘビー級&クルーザー級王座の2階級制覇、特技は「ノックアウト」。 トレーナーはかつてオランダの名キックボクサーとして知られ、MA日本キックボクシング連盟に来日経験もあるルック・フルヘイヤー。 この未知なる強豪を迎え撃つのは、空手をベースにした老舗MA日本キックボクシング連盟のヘビー級王者・遊笑。2023年4月のシュートボクシングで坂本優起に判定勝ち、10月のMAでは達磨石川に初回KO勝ちしている。戦績は12勝(5KO)10敗4分。 1R、サウスポーの遊笑はターザンが右ミドルを蹴って来ると左ローを蹴り返していく。ターザンは右ストレート2発から左フックを試すように打つ。続いて右インローから右ミドルを蹴ると、ワンツーを真っ直ぐに突き刺してダウンを奪う。 遊笑は立ち上がるとコーナーで目を瞑り、呼吸を整えるようにしてカウント8でファイティングポーズ。ターザンは右飛びヒザ蹴りで襲い掛かると、着地同時に右ミドル。右ミドルハイ、右インローで揺さぶりをかけ、遊笑は右ミドルハイを腕でガードするが身体が揺らぐ。 ターザンはサウスポーにスイッチしてからの飛びヒザ蹴り。着地すると左フックをヒットさせ、遊笑が棒立ちに。すぐに右フックを打ったターザンはジャンピングハイキック。さらに右ストレートからすかさず飛びヒザ蹴りとダイナミックな技を連発する。 さらにターザンは後ろ廻し蹴り、二回転廻し蹴りと派手な技を続け、右ストレートを打ち込む。ゆらゆらする遊笑だが倒れることはなく、ワンツーの連打で前へ出ると右ハイをかすめる。しかし、ターザンの左右フックからサウスポーでの左ストレートを打つと、遊笑がコーナーを背にして倒れかかり、スタンディングダウンとなる。 遊笑は後ろ廻し蹴りを出すが空振り。余裕たっぷりのターザンはワンツーの連打で前に出る遊笑のパンチをノーガードでかわしていく。ターザンのワンツーでフラつく遊笑は、左フックをもらうとよろよろと足踏み。ここでレフェリーがストップした。 ターザンはコーナーに登ると両手で胸を叩いてドラミング。勝利をアピールした。そしてマイクを持つと「サッタリが会場にいると聞いた。サッタ~リ~!」と、歌うようにK-1のムハマード・サッタリに呼びかけた。 するとサッタリがリングに上がり、ターザンとフェイスオフ。ターザンは「次のLEGENDは12月にあると聞いている。そこでサッタリをKOする」と宣言。「弱すぎる対戦相手はいらない。ぜひ戦いたい」と宣戦布告すると、サッタリはニッコリと笑ってターザンの肩を叩くと「ユー・アー・イージーマネー」と答えた。
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