<狼と香辛料>15年ぶり新作テレビアニメ 今夜スタート ロレンスとホロの旅路を一から描く 福山潤、小清水亜美が再び
電撃文庫(KADOKAWA)の支倉凍砂(はせくら・いすな)さんの人気ライトノベル「狼と香辛料」の約15年ぶりとなる完全新作テレビアニメ「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」が、4月1日深夜からテレビ東京ほかで、連続2クールで放送される。同作は過去にもテレビアニメ化され、第1期が2008年、第2期が2009年に放送されており、新作は原作の第1巻から再アニメ化される。前作と同じく、声優の福山潤さんがメインキャラクターの行商人クラフト・ロレンス、小清水亜美さんが狼の化身である少女・ホロを演じる。 【写真特集】「狼と香辛料」 美しく可愛いホロ! ロレンスも 一から紡がれる旅路 第1話カットを一挙に
「狼と香辛料」は、行商人クラフト・ロレンスが、豊穣(ほうじょう)の神としてあがめられていた狼の化身のホロと旅をする姿を描いたライトノベル。2006年2月に第12回電撃小説大賞の銀賞に選ばれ、2021年2月にはシリーズ15周年を迎えた。シリーズ累計発行部数は約500万部。新作アニメは、前作で監督を務めた高橋丈夫さんが総監督として参加し、前作の第2期に演出として参加したさんぺい聖さんが監督を務める。パッショーネが制作する。
第1話「収穫祭と狭くなった御者台」は、ロレンスとホロの出会いが描かれる。行商人のロレンスは麦の取引のため、収穫祭を間近に控えるパスロエ村に立ち寄ったが、目当ての交渉人ヤレイは、豊作の神“ホロ”をまつる風習によって閉じ込められ、会えなくなってしまう。仕方なく村をあとにしたロレンスはその夜、荷馬車に忍び込んだ少女と出会う。彼女は獣耳と立派なしっぽを持ち、村の神と同じ“ホロ”と名乗った……と展開する。
◇スタッフ(敬称略)
総監督:高橋丈夫▽監督:さんぺい聖▽キャラクターデザイン:羽田浩二▽色彩設計:小山知子▽美術設定:青木薫、天田俊貴、小畑嶺二▽美術監督:井上一宏▽撮影監督:林幸司▽編集:丹彩子▽音響監督:吉田知弘▽音楽:Kevin Penkin▽プロデュース:ENISHIYA▽アニメーション制作:パッショーネ