山崎賢人史上もっとも風雅!映画『陰陽師0』安倍晴明を原作者が絶賛「心の底から、本当に感動した」
原作へのリスペクト・愛にあふれたストイックな役づくりで映画『キングダム』シリーズや『ゴールデンカムイ』(公開中)を大ヒットさせてきた俳優・山崎賢人(※崎=たつさき)の新たな主演映画『陰陽師0(ゼロ)』が4月19日より劇場公開される。 【動画】迫力の“舞”アクションも!『陰陽師0』本予告 『陰陽師0』で山崎が演じるのは、平安時代に実在した最強の呪術師とされる安倍晴明。夢枕獏氏による人気シリーズ小説『陰陽師』を原作としつつ、小説では描かれていない、晴明の知られざる学生時代、そして原作でともに怪事件を解決していく貴族の源博雅(染谷将太)との出会い、凶悪な呪いと陰謀との対峙を描いた作品となっている。 今月8日に本予告映像、本ポスタービジュアルが解禁されると、SNSでは「山崎賢人、何にでもなれてすごいな」「杉元(※『ゴールデンカムイ』での役名)と同じ人とは思えない。なよやかな平安貴族ぶり」「原作を再現する唯一無二の凄い俳優」「原作では長身で美男子な晴明なのでぴったり」「次は陰陽師役なんだよなぁ。また違う一面が見れそう」「予告たったの1分半で分かる表情での語り具合、指まで神経を渡らす繊細な所作、声から出る感情の起伏、呪術を使いこなす姿勢、全てにおいて早くもこの陰陽師0の世界に引きずり込まれ始めてる」など、豪快・屈強・熱血という言葉が当てはまる直近の主演作とは打って変わり、どこかミステリアスな雰囲気を漂わせながらも、凛とした美しさにあふれ、山崎賢人史上もっとも風雅な姿に期待の声があがっている。 監督の佐藤嗣麻子は「オーラがすごく不思議な人なんです。一人歩きしてるというか、人間離れしているというか、ちょっと人間じゃないような感じがある人なんです。だから、すごく晴明に向いていたと思います。人間離れしてる感じがそのものという感じでした」と語っている。 陰陽師を目指すものたちが集まる陰陽寮に入るも、陰陽師にはまったく興味がなく、周囲からは“狐の子”、“呪術が使える”と噂される若き日の晴明。どこか人ならざる存在感を持ち合わせていた晴明を、山崎が演じる必然性を感じさせる。 また、19日に京都で行われたキックオフイベントでは、読み上げられた原作者・夢枕氏のコメントに「作品を見て、獏さんが泣いてくださったので、すごくうれしかったです」と言葉を詰まらせる瞬間もあり、本作への並々ならぬ想いをうかがわせた。 山崎は「どの時代にも共通して必要なことがかなりこの作品に詰まっていると思います。実際の職業でもあった陰陽師の力を信じて、時代が動いていたという中で、今、嗣麻子さんが撮られた新しい陰陽師は、すごくかっこよくなっています。自分が安倍晴明をやらせてもらえて、すごくうれしいです」と、新たに『陰陽師』を映像化する意義も語っていた。 現場を訪れることもあった原作者の夢枕氏は「原作者として、実にありがたい映像化となりました。『陰陽師0』は心の底から、本当に感動した、と言える作品でした。佐藤嗣麻子監督とスタッフの皆さんが心血を注ぐ姿を見て感じていたのは、新しい安倍晴明が誕生するんだなということでした」とし、「晴明のちょっと理屈っぽいところとか、ちょっと冷たいというのとは違う。そういうところがこんな感じだろうなっていう感じに、やっぱり整ってたような気がします。ああ晴明だなと見ていて感じました」と太鼓判を押している。