『暴君』『革ジャンおねだり』職員アンケートに斎藤知事「伝聞が4割 違った形で捉えられたとすれば残念」
■斎藤知事「人づてということで違った形で捉えられたとすれば残念」
23日、元県民局長への懲戒処分について「多くの市長から不適切との指摘がある」などとした要望書を県の市長会から手渡された斎藤知事。 その後の取材対応でアンケートについて問われると、回答の中には「人づてに聞いた」ものが多く含まれるとして、こう述べた。 斎藤元彦知事:アンケートの事案の中には伝聞に基づくものも多く含まれていると認識しています。 個々の回答内容の真偽は、今後の調査によって明らかにすべきもので、回答内容をもって事実確定としないとされていますので。 (Q斎藤知事のもとで(職員が)一丸となって県政を前に進めることはできるのか?) 斎藤元彦知事:今回人づてに聞いた、いわゆる伝聞も含めて4割だということだと思います。 受け手側の職員の皆様に人づてということで、違った形で捉えられたとすれば、大変私自身も残念だと思っています。 より積極的に、丁寧に、職員の皆様とのコミュニケーション、『ありがとう』とか感謝を示しながら、信頼関係を自分なりに、新たにより良くしていくということを続けていますので。
■知事のパワハラ行為を実際に目撃したと答えた職員も
一方で、パワハラ行為を実際に「目撃」したと答えた職員も一定数存在。 その点について問われると… 斎藤元彦知事:どういう内容かということも含めて、30日の(百条)委員会の中で、私に対しても質問がある。 職員の皆様から見たときに、少し強く受け止められたということがあるとすれば、そこはこれから真摯に反省して、改めていくということが大事かなと思います。 そして、その百条委員会の証人尋問が、23日から開始。 今回は職員6人に対する尋問が、心理的な負担を理由にすべて非公開となっている。 知事への「疑惑」を発端に、広がりを見せる問題。 今月30日に行われる知事への証人尋問で、進展はあるのか。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年8月23日放送)
関西テレビ