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- 現代の学術が100年前の思索を呼び起こす、今を生きる学説史―佐藤 俊樹『社会学の新地平──ウェーバーからルーマンへ』松原 隆一郎による書評
- 欲望と叛乱の地理学の、野心あふれる実践―北川眞也『アンチ・ジオポリティクス: 資本と国家に抗う移動の地理学』
- 戦後現代美術の青春時代をリアルに再現―金丸 裕子『自由が丘画廊ものがたり: 戦後前衛美術と画商・実川暢宏』松原 隆一郎による書評
- 北海道東北端の無人島の情景、野生化した馬の生態を描く―岡田 敦,星野 智之『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』本村 凌二による書評
- 大衆娯楽として文化的起源探る―高柳 友彦『温泉旅行の近現代』張 競による書評
- テレビでの「子連れ防災特集」でも注目の被災ママパパたちと考えた防災術―ママプラグ『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』祥伝社による書評
- 過酷なレースはなぜ人々を惹きつけるのか―アダーナン・フィン『ウルトラランナー: 限界に挑む挑戦者たち』
- 将軍直臣から読み解く室町幕府の家格秩序とは?―西島太郎『室町幕府将軍直臣と格式』
- 困らせ屋で孤独で手のかかる思想家の懐に飛び込み、丁寧に伝記の裏側を解き明かす―波戸岡 景太『スーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想』橋爪 大三郎による書評
- 「#密航のち洗濯」忘れられた在日朝鮮人作家の日記にみる、「難民の時代」の生と出版のクロニクル―尹紫遠『越境の在日朝鮮人作家 尹紫遠の日記が伝えること 国籍なき日々の記録から難民の時代の生をたどって』
- サウナ、激辛料理、マラソン―体を傷めつけることは好きですか?―リー・カワート『なぜ人は自ら痛みを得ようとするのか』
- 「言葉にしないとわからない」×「うまく言葉にできない」―頭木弘樹『口の立つやつが勝つってことでいいのか』
- ミューズ=画家と恋愛関係にあった美女、ではない―ルース・ミリントン『ミューズと芸術の物語 上:ピカソを変えたドラ・マールから豊饒の女神としてのビヨンセまで』
- 食品開発・小売・流通業界関係者は必読! 未来の「食」の予想図とは?―イェルク・スヌーク『世界の食はどうなるか:フードテック、食糧生産、持続可能性』
- 平和は日々の実践とプロセスの中に、インサイダー主導のボトムアップの平和構築を提言―セヴリーヌ・オトセール『平和をつくる方法 ふつうの人たちのすごい戦略』中島 京子による書評
- 書き 伝え 写し 残す 人間の執念をたどる―イレネ・バジェホ『パピルスのなかの永遠: 書物の歴史の物語』本村 凌二による書評
- 感性の歴史家による検証、地球についての(無)知の歴史―アラン・コルバン『未知なる地球 〔無知の歴史18-19世紀〕』中村 桂子による書評
- 文学を動的環境の中で生け捕りに―山本 貴光『文学のエコロジー』鴻巣 友季子による書評
- 今後、重要な肖像画は描かれることはない。英国希代の批評家の面目躍如たる一遍―ジョン・バージャー『批評の「風景」 ジョン・バージャー選集』
- 「孤独」という近代社会が生んだ新しい感情の発生と受容を多角的に論じる―フェイ・バウンド・アルバーティ『私たちはいつから「孤独」になったのか』斎藤 環による書評
- 最後の大攻勢「アルデンヌ攻勢」はヒトラーの無謀な賭けだったのか? ―大木 毅『勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突』
- 世界の動きと未来は小麦が知っている―セバスティアン・アビス『小麦の地政学:世界を動かす戦略物資』原書房による書評
- 古今東西の水の神とは?―ヴェロニカ・ストラング『[図説]世界の水の神話伝説百科』
- 捕虜収容所の実態とは?掘り起こした戦争の新しい事実―POW研究会事典編集委員会『捕虜収容所・民間人抑留所事典: 日本国内編』
- 中近東発、世界の健康食「フムス」とは?―ハリエット・ヌスバウム『フムスの歴史』