1959年生。東京理科大学薬学部卒。中学の頃から立ち食いそばに目覚める。広告代理店時代や独立後も各地の大衆そばを実食。その誕生の歴史に興味を持ち調べるようになる。すると蕎麦製法の伝来や産業としての麺文化の発達、明治以降の対国家戦略の中で翻弄される蕎麦粉や小麦粉の動向など、大衆に寄り添う麺文化を知ることになる。現在は立ち食いそばを含む広義の大衆そばの記憶や文化を追う。また派生した麺文化についても鋭意研究中。著作「ちょっとそばでも」(廣済堂出版、2013)、「うまい!大衆そばの本」(スタンダーズ出版、2018)。「文春オンライン」連載中。心に残る大衆そばの味を記していきたい。
記事一覧
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- 神田小川町「豊はる」は肉系メニューが目白押し。5月登場の「牛ヒレスジ」はどんな味?
- 閉店した立ち食いそば屋で古い店はどこか?
- 現存する立ち食いそばうどん屋で古い店は?
- 沖縄の「もずく」を使ったメニューも斬新、都営地下鉄新宿線篠崎駅「つぐみ食堂」
- あなたはゆで麺派?それとも生麺派?-立ち食いそば屋の麺の変遷-
- かけそば250円、もりそば300円 良心的過ぎる自家製麺の大衆そば屋「まる美」
- 新丸子の立ち食いそば「山七」が年内で閉店へ、年内は31日まで営業
- 大衆麺の記憶(らーめん編)「九段斑鳩誕生」
- みんなの知らないソバの話「ソバの品種改良はなぜ難しいのか?」
- 関西・関東でつゆの色はなぜ違うのか?
- 東京の立ち食いそば(大衆そば)のルーツはどこか?それは意外と近い場所?
- 石臼がなければうどん・そば、さらに和食も誕生しなかった?
- 現在の「立ち食いそば屋」はどのように発展してきたのか?
- 震災も戦争も平和も繁栄も桜木町駅前で見つめてきた「川村屋」に感謝
- 氷のプロ集団が東京都千代田区麹町で狼煙を上げた-京都の出汁香るそばと旨い鮪を立ち食いで「築武士」-
- 「かき玉あつもり」に「シャウエッセン4本そば」-梅島駅「立喰そば雪国」のユニークメニュー-
- どんぶりを覆い尽くす至高のゲソ天に出会える店-千葉県市川市の人気店「鈴家」-
- デッカイ煮豚バラ肉がのった「厚肉玉そば」がうまい「豊しま春日店」
- 千歳烏山の裏路地にたたずむ大衆そば「ファミリー」-変わりゆく街の変わらない味と雰囲気が沁みる-
- 緩やかなカフェのような雰囲気が心地よいフランチャイズ店「伊藤松吉商店高円寺店」
- 鶏だしに生しょうがの味が香る唯一無二のつゆ…東京御徒町「鶏だしそばうどん 三丁目」
- 稲城長沼駅前のノスタルジック系駅前立ち食いそば屋「なかむら」
- 大和厚木バイパスにある「そば処あさひ」人気の秘訣は奥深いつゆと地物野菜を使った天ぷらとサイドメニュー
- 東西線「西葛西駅」の人気立ち食いそば屋「そば処やしま」そのうまさの理由を探る
- 横須賀中央の良心、大衆そば屋「えびすや」が8月末で43年の歴史に幕-香るつゆ・スカ天-