9日は、日本列島に寒波が南下します。北日本を中心に暴風や猛ふぶきのおそれがあり、北陸より北の日本海側では大雪の所も。また、関東以西でも厳しい寒さとなります。

北日本では大荒れに

寒波の影響で、9日は全国的に真冬らしい寒さになります。北風が強まって、体感的にはいっそう寒く感じるはずです。

また、日本海側は広く雪に。特に北陸~北海道の日本海側では、短時間で積雪が急に増えるような降り方をする所も出てきそうです。

北日本では暴風が吹き、雪の所では、猛吹雪になることも考えておかなくてはいけない状況です。荒天を引き起こす強さを、今回の寒波は持っています。

荒天は長続きせず

寒波が来ると、数日~1週間ほど荒天が続くこともありますが、今回は長引きません。北日本でも10日(火)まで。その後は、徐々に落ち着いていきます。

強い寒波が長期滞在できなくなってきているのは、寒気の蓄えがピークを過ぎてきているということ。遅々とではありますが、春へ向かって、季節は進み始めています。

乱発される「最強クラス」

ところで、この冬は「最強クラスの寒波」という表現を、何度も見ました。12月から今まで2か月ちょっとですが、すでに4~5回、いや、もっとあったでしょうか。

「一年に何度もない」という表現も、よく見ます。一年に何度もない、が、何度も出てくるって、どういうことなんでしょう?

「最強」の寒波は、簡単に作れます。

寒波が来るたびに、気温が最も低くなる上空の高さ、地点を探せば、日本のどこかしらには「今季最も低温」な場所があるわけです。そこをピックアップして、「今季最強」にできます。

さらに、「クラス」「レベル」「級」をつければ、実質は「最強」じゃなくても「最強」っぽく見せられるわけです。

気象情報の目的は、災害を防ぐこと、減らすことです。「最強」が乱発されることが、それに貢献するのか、それとも逆効果になるのか。しっかりと見極めていく必要があると思います。