TVドラマ脚本家を経てライターへ。FRaU、GOETHE、ELLE Japon、コスモポリタン日本版など一般誌のほか、企業広報誌などにも多く寄稿。J-WAVE「KEY COFFE METROPOLITAN CAFE」にてシネマスターとして映画を紹介。TOKYO FM「FMシネマ」では構成とキャスティングを担当。現在は映画を中心にカルチャー全般のインタビュー、ライティングを手がける。お仕事の依頼は、フェイスブックまでご連絡下さい。
記事一覧
- 韓国版「ノーサイドゲーム」の新時代の胸アツ【プロが選ぶ年末年始一気見韓国ドラマ『ストーブリーグ』】
年末年始には、ぜひ人気の韓国ドラマを!今回は1月3日から日テレプラスで連続放送予定、プロ野球のチーム立て直しを描く『ストーブリーグ』を、拙著『大人もハマる韓国ドラマ 推しの50本』からご紹介!
- 韓国時代劇『恋慕』大ヒットは、この作品があったから【プロが選ぶ年末一気見韓国ドラマ『太陽を抱く月』】
年末年始で韓国ドラマを一気見しよう!と考えている人に、傑作韓国ドラマをご紹介。今回は、この週末にNetflixで最終回を迎えた大ヒット時代劇『恋慕』ロスに陥った人にお勧めしたい『太陽を抱く月』!
- 腐敗し陥れあう検察と警察、その泥仕合を暴くスーパー検事【年末に一気見したい韓国ドラマ『秘密の森』】
コロナ禍をきっかけに大ブームとなったストリーミングの韓国ドラマ。今回は筆者がお勧めする韓国ドラマの傑作をご紹介。年末に一気見したい作品をどこよりも早くお届けします!
- 理想の実現のためならば、パワハラは正当化されるのか?映画『オーバー・ザ・リミット』
世界最強のロシア新体操チームに密着した『オーバー・ザ・リミット 新体操の女王リタ・マムーンの軌跡』が明かすのは、あまりに激烈なパワハラの実態。監督取材で見えてきたのは、その裏にある構造的な問題です。
- 「半地下に住む男」に、いったい何が起こったのか?世界で大ヒット中の韓国映画『パラサイト』の衝撃
アカデミー賞受賞も間違いなし!絶対に見るべき映画『パラサイト 半地下の家族』がついに公開!今回は監督&主演のお二人に、半地下の男は何者か?彼に何が起こったのか?お聞きしました!もちろんネタバレなし!
- 韓国映画界における「反日」の現状 【釜山国際映画祭】現地で聞いた、その影響と「映画にできること」
終わりの見えない政治的対立が、両国の国内事情に様々な影響を与えつつある昨今。開催された釜山国際映画祭で、日韓両国の映画人たちに取材しました。果たして「文化が、個人ができること」とはあるのでしょうか?
- 是枝裕和監督インタビュー「文化的視点ない東京国際映画祭、プサン映画祭にもっと学ぶべき」
現在開催中の東京国際映画祭に対し、日本の映画関係者の多くが感じているモヤモヤの「なぜ?」「どうしたら?」を、是枝監督にお聞きした釜山映画祭でのインタビューです。最新作『真実』の他では聞けないお話も!
- 是枝裕和監督「映画がくれるのは、ナショナリズムとは無縁のつながり」【釜山映画祭記者会見】
今回は、釜山国際映画祭での是枝裕和監督の記者会見をお届けします。公開中の最新作『真実』撮影中のエピソードに加え、日韓対立への言及で、映画を愛する日韓両国の記者たちが胸アツになったその全貌をどうぞ!
- オダギリジョー「何もかもを消費しつくす時代に、僕は流されるつもりはない」『ある船頭の話』
今回はヴェネチア映画祭出品の話題作『ある船頭の話』のオダギリジョー監督のインタビューをお届けします。クールに見えて実はすごく熱いオダギリさん、40歳を迎えて考えた人生についても語っていただきましたー。
- 【蜷川実花&沢尻エリカ対談】『人間失格』のクズ男・太宰治に翻弄された女たちは、本当に不幸だったのか?
今回は『人間失格 太宰治と3人の女たち』が公開中の、蜷川実花監督と沢尻エリカさんの対談をお送りします。太宰の最晩年に振り回されまくった3人の女たち、そこに見る女性たちの強さとは?
- 『劇場版おっさんずラブ』沢村一樹が語る「吉田鋼太郎と林遣都はクレイジーにもほどがある」
今回は大ヒット公開中の『おっさんずらぶ劇場版 LOVE or DEAD』から、沢村一樹さんのインタビューをお送りします。新参者の沢村さんだからわかる「あのトリオのすごさ」とは?
- 韓国で(もちろん日本でも)、政権支持率を上げるために必要な「仮想敵」『工作 黒金星と呼ばれた男』
今回は韓国映画『工作 黒金星と呼ばれた男』をご紹介。映画が暴くのは、90年代の南北の政治家が「体制維持」のために裏で結託していた事実。日韓対立の今、政治という得体のしれないものの正体が見えてきます~。
- 「真実」を知るのは怖いこと。でも私は「真実」が知りたい。『新聞記者』
今回は『新聞記者』主演シム・ウンギョンさんのインタビューをお届け!現実にリンクしつつ描く社会派サスペンスで孤軍奮闘する女性記者を、#metooの国から来た演技派女優はどう演じたのでしょうか?!
- なんでスーパーヒーローものばっかり?新作『スパイダーマン』で垣間見る、知られざるアメコミ規制の黒歴史
オスカー長編アニメ部門受賞作『スパイダーマン スパイダーバース』が公開!実はこの作品の中にアメコミの黒歴史を物語るものが。アメコミがスーパーヒーローものばかりなのは、こんな理由があったんです!
- 日本のサブカルコンテンツのハリウッド映画化は、なぜコケるのか?
他国の追随を許さない充実ぶりの日本のマンガ、アニメ、ゲーム。来年にかけて続々実写化の計画が進む中、改めて考えたいハリウッド実写化はなぜコケるのか?業界最先端クリエイターたちにその解決策を聞きました。
- 悪魔のようなパワハラ上司に、締め上げられ葛藤する幕末の”今どき若者”『斬、』
今回は塚本晋也監督の『斬、』をご紹介!幕末の農村で起きた一触即発の事態が描くのは、今の時代にも脈々と生き残る、悪魔のようなパワハラ上司の危険性!?と私は思ったりしましたが、みなさんはどう見るかな~?
- 全人類の永遠の問い「恋愛は見た目か?中身か?」『寝ても覚めても』
今回は大ヒット公開中の『寝ても覚めても』をご紹介!自分の前から突然姿を消した「運命の人」と、同じ顔の別の人に出会ったらーーあなたならどうします?
- 「自分は世の中になじめない”異物”」と感じた時、その孤独を癒してくれるもの。『ワンダー 君は太陽』
今回ご紹介するのは『ワンダー 君は太陽』。残酷な世の中に、初めて飛び出してゆくある「特別な少年」、その強さと優しさと賢さに心洗われる必見の感動作です!お母さん役ジュリア・ロバーツにも泣かされますよ~!
- 殴ることなんて愛じゃない。愛ってギューッと抱きしめることなんだよ。『万引き家族』
今回はカンヌで最高賞を受賞した『万引き家族』をご紹介!この映画を見て心を打たれれば、いろいろ取りざたされている政治的な面なんてどうでもよくなるはず!心の中に様々な感情があふれ出る、素晴らしい作品です!
- 『おっさんずラブ』ロスのアナタに! 今こそ見てほしい『君の名前で僕を呼んで』
4月の公開開始から今もロングラン公開中の『君の名前で僕を呼んで』。今さら?いえいえ、今こそ!この映画を!「おっさんずラブ」ロスで心にぽっかり空いた穴を、イケメン二人のピュアな恋愛がお埋めしますよ~!
- 虐待される女性たちを「助けられなかった俺」が、迷い込んだ袋小路『ビューティフル・デイ』
今回は昨年のカンヌ映画祭で主演男優&脚本賞を受賞した『ビューティフル・デイ』をご紹介!#Metoo時代に迷うまともな男性、そして「男のくせに」とつい言っちゃう女性に、是非是非見ていただきたい~!。
- すべての恋愛は、その二人にしかわからない「変態プレイ」である。『ファントム・スレッド』
今回は今年のアカデミー賞で6部門にノミネートされた『ファントム・スレッド』をご紹介!素晴らしくスイートなのにある意味ではグロテスクという、誰もが知る恋愛の甘さと狂気が描かれた作品。必見です!
- キム・ジェウク intv「”お金持ちのイケメン”ばかり演じていたら、役者としてダメになると思った」
今回は『蝶の眠り』主演の韓国のイケメン俳優キム・ジェウクさんのインタビューをお届け!最近では猟奇殺人鬼!なんて役にも挑戦した彼は、きれい事ばかりでないストレートな物言いが、逆に非常に素敵な方でした!
- おうちはディズニーのすぐ隣!他人事とは思えない、母と悪ガキ娘のポップな貧困『フロリダ・プロジェクト』
今回のはフロリダを舞台に暴れまわる貧乏悪ガキ母娘をポップに描く『フロリダ・プロジェクト』をご紹介。ディズニーワールドの隣町で、よもやこんなことが!と驚いていたら、実は日本も同じような状況なんですよ!
- 陰謀と策略が蠢く裏社会で、罠にかかったのは誰なのか。『名もなき野良犬の輪舞』
今回は韓国ノワール『名もなき野良犬の輪舞』をピョン・ソンヒョン監督のインタビューとともにご紹介!韓国映画がなぜいま激動の70~80時代を描くのか?についても、新世代の思うところも伺っていますよ~。