雑誌出版社で編集者&メジャーミュージシャンのインタビュアー、ガイドブック編集長(6.5年)を経て、02年活動拠点をNYに移す。NYの出版社に勤務し(7年)、シニアエディターとして街ネタや環境問題を取材。現在はライフスタイル、働き方、社会問題、グルメ、文化、テック&スタートアップの最新情報を発信、CROSS FMに毎月出演中。著書:NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ(イカロス出版)。所属団体:在外ジャーナリスト協会Global Press、米国務省外国記者組織 NY Foreign Press Center
記事一覧
- 白熱する「中絶論争」。禁じられた州の女性の立場で「見過ごせない理由」を考えてみた
米最高裁が、中絶の権利を合憲だとしてきた「ロー対ウェイド判決」を覆して以降、中絶にまつわる議論が全米で日を追うごとにヒートアップしている。中絶禁止州に住む女性の立場で、なぜ見過ごせないか考えてみた。
- 違法薬物「医師が処方」米スポーツ界の実情は?ロシア拘留のブリトニー・グライナー裁判のゆくえ
ロシアで勾留中の米女子バスケット界の大スター、ブリトニー・グライナー選手。鉄格子越しに裁判が始まった。ロシアで問題となっているカンナビスは、アメリカでは痛みや傷の緩和のため医師が処方したものだった。
- NY1億円超高級コンド内見。「眞子さんをよく見かける」ヘルズキッチン住民の目撃情報も
小室さん夫妻が移り住み日本で知名度が上がったニューヨークのヘルズキッチン(この界隈でよく見かけるという情報も)。再開発で建てられた最新コンドは「インテリごと」買える、ユニークな物件。
- バカラグラスと茶の湯。真夏のNY、和の隠れ家の特別茶会で涼む
マンハッタンの小さな和の一室で、バカラのガラス製品を茶器に見立てた茶会が催された。当地で緑茶企業を創業したイタリア人や、日本好きの娘に誘われ初参加したアメリカ人親子に、日本の茶会の感想を聞いた。
- 警官に“60発”撃たれた黒人男性ジェイランド・ウォーカーと過去の類似事件。警察は今後追いかけない?
先月末、オハイオ州で交通違反で逃走した丸腰の黒人男性ジェイランド・ウォーカーさんが警官に60発以上撃たれ、死亡した。体内からは銃弾26発が見つかった。過去に殺された3人と共に警察による暴力を考える。
- 銃社会米国の警護と安全:シークレットサービスを間近で見た経験から【安倍元首相銃撃】
安倍元首相が銃撃され、警備のプロからも要人警備の不十分さが指摘されている。筆者はペンス前副大統領やクリントン元大統領を間近で見たことがある。確かに銃社会アメリカと日本のSPはまったく違うと感じた。
- 安倍氏の死と日本の安全問われたバイデン大統領が出した「メディアが報じない」コメント SNSで話題
「安倍氏の暗殺と、日本の安全性についての考えを」とホワイトハウスで記者に問われたバイデン大統領。コメントを出したが、不可解だと、SNSで話題になった。
- 安倍元首相「暗殺」と一面で報じた米メディア 同盟国アメリカの受け止めは?
奈良市内で街頭演説をしていた安倍晋三元首相が銃撃され、死去した。日本は「銃撃事件」と打ち出すメディアが多いが、アメリカでは「暗殺」と大々的に報じられている。同盟国アメリカでの受け止めを拾った。
- 21歳銃撃犯「危険人物」の予兆、銃の申請手助けした父がコメント。米パレード乱射7人死亡
イリノイ州ハイランドパークの独立記念パレードで、7人を死亡させた銃乱射事件。21歳のロバート・クリモ容疑者は、銃の購入前に警察沙汰になり、暴力的なものをネットに配信していた。父の関与も指摘されている。
- 年間85万人の外国人がアメリカ人に。宣誓式に潜入し、米国籍を選んだ理由を聞いた
アメリカでは、2021年の1年間で85万人の移民がアメリカ人として帰化した。246回目の独立記念日を直前に、帰化宣誓式を取材し、新たにアメリカ市民になった人に、米国籍を選んだ理由を聞いた
- ロシアが東京五輪金の米スター選手、ブリトニー・グライナーを拘留 裁判が想像以上に深刻な理由
米ロ関係が緊張する中、ロシアで米著名人が4ヵ月もの間、拘留されている。東京五輪で金に導いた米女子バスケのブリトニー・グライナー選手だ。大麻オイル所持の罪だが、ロシアでの裁判が思いのほか深刻だ。
- 米宝くじ1350万円当選の男性、テレビで学んだ「当たる戦略」とは?
アメリカ、サウスキャロライナ州の男性が、宝くじ1350万円相当を当てた。その男性は、TLCの番組『LOTTERY CHANGED MY LIFE』を観て参考にし、宝くじを当てるコツを掴んだそうだ。
- コロナ禍からNYプライドパレード復活!同性婚の元なでしこ選手カップルの姿も
LGBTQプライドマーチが、コロナ禍を経てニューヨークの街に復活。パレードでは元なでしこジャパン、現在米女子サッカーリーグに所属するトランスジェンダーの横山久美選手と妻、川澄奈穂美選手の姿も見られた。
- 米最高裁「中絶禁止:ロー対ウェイド判決の覆し」なぜこれほど論争になっているか。米国人視点で考える
米連邦最高裁判所は24日、中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」、つまり半世紀も前に認められた判決を覆す判断を示した。なぜこれほどの大ニュースなのか。この国に住む人々の視点で考える。
- 米エアビーで隠しカメラ騒動 … 海外旅行先のホテルや民泊で小型監視カメラ?盗撮への対処法
アメリカのAirbnb(エアビーアンドビー)で、女性客が宿泊した部屋に隠しカメラが仕掛けられていた疑惑が浮上。複数の地元メディアが、昨今の防犯カメラや盗撮にまつわる事情を報じている。
- 「バイデン家の歴史は悲劇」大統領のお騒がせ次男と複雑な家庭環境、前妻の告白本で再燃
脱税やマネーロンダリング容疑、奇行などでお騒がせなバイデン大統領の次男、ハンター・バイデン氏。前妻キャスリーン・ブール氏が泥沼の結婚生活を綴った回顧録を上梓し、バイデン一家にまた注目が集まっている。
- 韓国孤児から大富豪に上り詰めた壮絶な半生。53歳米スポーツ界の重鎮が病?
病床に伏していると報じられた米スポーツビジネス界の重鎮、キム・ペグラ氏。5歳で孤児として韓国から渡米しビリオネアに上り詰めた彼女。アメリカンドリームとも言える半生に、再びスポットライトが当たっている。
- 【移民遺産月間】先祖を辿れば誰もが「移民」米国の取り組み 英語教育を無償提供
ウクライナ避難民を始め、移民や難民の受け入れについて、世界中でますます議論が活発化している。移民国家アメリカの中でも、特に移民が多く住むニューヨークの取り組みの一例を取材した。
- 西洋で愛されるKimono ── NY メトロポリタン美術館で着物展
長い歴史の中で、和と洋の双方の服飾文化は、互いに刺激し合い、影響し合って進化してきた。その歴史が一目でわかる展示会がニューヨークのメトロポリタン美術館(通称The MET、メット)で始まった。
- ホワイトハウス記者会見、直後の視聴190万回!BTSがもたらすアジア系差別問題への効果は?
31日、BTS(防弾少年団)がホワイトハウスに招待され、バイデン大統領と、アメリカで多発するアジア系をターゲットにしたヘイトクライムなどを話し合った。会談前、BTSは記者団の前に現れ、スピーチをした。
- 夜中の地下鉄に2年ぶりに乗車。コロナ禍で治安悪化、NY生活20年で初めて感じたこと
最近ニューヨークの地下鉄では、無差別の銃撃事件が立て続けに発生した。傷害事件も後を絶たない。そんなニュースが耳に入ってくる中、筆者は夜間、犯罪率の高いブロンクス地区から地下鉄を利用することがあった。
- 「10代」が銃を手にできるアメリカ。「学校で起こった銃犯罪データ」から見えてくるもの
アメリカでは、10代で銃を手にすることができる。18歳になってもビールを買うことはできないが、銃なら合法的に買うことができる。教育現場ではどのくらいの児童が、銃がらの暴力に晒されているのか?
- ライフルは容疑者の18歳の誕生日直後(事件2日前)に購入。テキサス州小学校銃乱射事件
18歳の容疑者が事件で使用したAR-15ライフルは、18歳の誕生日だった先週(16日)から6日後の22日、つまり事件の2日前に、容疑者が連邦政府認定ディーラーから合法的に購入したものだった。
- 「日本のパレード」NYの人の目にどう映ったか?岩倉使節団と野球伝来、日米友好150周年
ニューヨークで14日、日本の伝統や文化を祝う「ジャパンパレード(Japan Parade)」が開催された。集まった沿道の人々の目に日本のパレードはどう映っただろうか?
- 初の黒人、性的少数者、移民…新報道官の「成功の秘訣」とは? アメリカンドリームの裏である懸念も
バイデン政権の名物報道官、サキ氏が離職する。後任は初の黒人女性、性的少数者を公言するジャン-ピエール氏。外国生まれの移民でもある。そんな彼女が伝える「成功の秘訣」とは?また一部である懸念とは何か。