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田中宝紀

田中宝紀

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NPO法人青少年自立援助センター定住外国人支援事業部責任者

報告

日本の難民認定制度は厳格に過ぎるところがあることは数多くの指摘がなされているところです。難民認定率も欧米諸国と比べると低すぎる傾向が見られ、国際社会の一員として、法務省による「難民の可能性が高い申請者は1%程度」の見解の出所となる基準自体から見直しをすべきであると共に、日本社会の中で難民に対する正しい知識を広げていく必要があります。 また、偽装難民対策は一定程度で実施されるべきですが、一方で偽装難民が発生する背景に、人材を必要とする日本の企業と適切な移民政策の不在があることは念頭に置かれなくてはなりません。日本でならアルバイトが週28時間可能であるから、と働くことを目的に日本語学校に入学する「偽装留学生」も同様の背景を有しています。 移民・難民の課題は遠い国の出来事ではなく、深刻な人口減少に直面する日本社会の中にすでに発生している現在進行形の、私たち自身の問題です。

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コメンテータープロフィール

田中宝紀

NPO法人青少年自立援助センター定住外国人支援事業部責任者

1979年東京都生まれ。16才で単身フィリピンのハイスクールに留学。 フィリピンの子ども支援NGOを経て、2010年より現職。「多様性が豊かさとなる未来」を目指して、海外にルーツを持つ子どもたちの専門的日本語教育を支援する『YSCグローバル・スクール』を運営する他、日本語を母語としない若者の自立就労支援に取り組む。 日本語や文化の壁、いじめ、貧困など海外ルーツの子どもや若者が直面する課題を社会化するために、積極的な情報発信を行っている。2021年:文科省中教審初等中等分科会臨時委員/外国人学校の保健衛生環境に係る有識者会議委員。

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