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高橋浩祐

高橋浩祐

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米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

報告

CNNの報道によると、容疑者は42歳の男。ハンマーを持って自宅にいたポール氏を襲撃した。そして「ナンシーはどこだ?」「ナンシーはどこだ?」と叫び回り、ナンシー・ペロシ氏が帰宅するまで待機すると言っていたという。 容疑者は犯行当日の28日早朝、新型コロナワクチンや2020年米大統領選、昨年1月6日の米連邦議会襲撃事件についての陰謀論やミーム(インターネットを通じて広まる情報)をFacebookに投稿していた。容疑者の知人はCNNの取材に対し、「(容疑者が)現実離れしているようだ」と述べた。 ナンシー氏は不在で無事だったが、この事件はワシントンに衝撃を与えている。昨年1月の米連邦議会襲撃事件に続き、政治家や政治を狙う暴力の恐れが依然として高いことが分かったからだ。日本も安倍元首相銃撃事件が起き、決して他人事ではないはずだ。常日頃の安全対策や備えが政治家にはますます必要になっているだろう。

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コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

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