Colaboが11月29日に開いた記者会見にて、代理人弁護士が住民監査請求に対して「リーガルハラスメント」、「制度の濫用ですよ明らかに」といった発言をしてSNSが大盛りあがりでしたが、今回、監査請求が通ったことでハラスメントではなく正当な権利の行使だったと判断する人が増えることでしょう。 この点について、弁護団側からの丁寧な説明が必要だと考えます。 と言うのも「監査請求が通った（会計処理に問題がある）」ことと、「Colaboに対するデマや誹謗中傷がある」は両立するのに対して、弁護団側が問題の「リーガルハラスメント」について説明を回避する態度を取り続けていては、「デマや誹謗中傷」も正当な内容だったと勘違いしたり、思い込んだりする人が増える可能性が高いからです。 行き過ぎた発言は誤りを認め、そのうえでColabo側に正当性のあるデマや誹謗中傷と戦う戦術を取った方が良いと思うのですが……。
コメンテータープロフィール
1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット（SNS）で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで
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