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辺真一

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ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

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見解「弾劾でも捜査でも堂々と立ち向かう」とはまさに「矢でも鉄砲でも持ってこい」という具合に一見開き直りのようにも聞こえますが、元検察総長だっただけに本人としては国会で弾劾されても憲法裁判所で争えば、弾劾が棄却され、復職できるとそれなりに自信があるのでしょう。白黒をつける憲法裁判官9人のうち尹大統領が任命した裁判長を含め5人が保守系と言われていることから多数決で勝てると思って法廷闘争に転じるようですが、同じく弾劾された先輩の朴槿恵大統領も同じような思惑で憲法裁判所で争いましたが、結果は裁判官全員が弾劾を支持していました。いかに保守系裁判官であっても「弾劾すべき」との世論が73%に達していれば、さすがに民意を無視することはできないのではないでしょうか。

コメンテータープロフィール

辺真一

ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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