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森井昌克

森井昌克

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神戸大学大学院工学研究科 教授

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記事では「詳しい説明を依然として拒んでいる」と結んでいますが、これは取引先の秘密情報に関わる問題ゆえに当然のことでしょう。特に第三者に漏えいしたという確固たる証拠や事実があるなら別ですが、確証がない段階で不確かな情報を拡散すること自体、社会不安を増長させるという一種のサイバーテロにさえなり兼ねません。 先月、サイバー攻撃が発覚した時点では、重要情報が漏えいした事実はないと発表していました。それは事実でしょう。その後、防衛装備庁が防衛装備品の入札情報が漏えいした可能性があると発表したことを受けて、それに関係する情報をさらに公開したものです。三菱電機としては防衛装備庁が言明する理由の一端、つまり可能性があるだけであって、確証があるわけではないという事実を補強したにすぎません。漏えいの可能性がある情報の関係機関と協議の上、何が起こったのか、何が行われているのかという正確な情報が求められます。

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コメンテータープロフィール

森井昌克

神戸大学大学院工学研究科 教授

1989年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程通信工学専攻修了、工学博士。同年、京都工芸繊維大学助手、愛媛大学助教授を経て、1995年徳島大学工学部教授、現在、神戸大学大学院工学研究科教授。情報セキュリティ大学院大学客員教授。情報通信工学、特にサイバーセキュリティ、インターネット、情報理論、暗号理論等の研究、教育に従事。加えて、インターネットの文化的社会的側面についての研究、社会活動にも従事。内閣府等各種政府系委員会の座長、委員を歴任。2018年情報化促進貢献個人表彰経済産業大臣賞受賞。 2019年総務省情報通信功績賞受賞。2020年情報セキュリティ文化賞受賞。電子情報通信学会フェロー。

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