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馬渕磨理子

馬渕磨理子

認証済み

経済アナリスト

報告

今回の「補助金」の場合、すばやく導入できる一方、これをやめるのも割と簡単にできます。一方、「税率の引き下げ」の場合、手間も時間もかかり、一度引き下げると元に戻すのも大変です。そのため国は「補助金」に頼りがちですが、ガソリンに関しては税率の引き下げについてもこれから議論が必要でしょう。例えば、1リットルのガソリンには揮発油税と言われる53円の税金に加え消費税もかかっています。ガソリン代の価格上昇にストップをかける「トリガー条項」の扱いについてどうしたら国民の生活に寄り添えるのか?議論を期待したい。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 石川智久

    日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

    政府の価格抑制策やトリガー条項についてよく纏った記事と思います。この記事にある通り、原油価格高騰した…続きを読む

  • 永濱利廣

    第一生命経済研究所首席エコノミスト

    需要不足の状態にある現在の日本では、過去の英米のような供給面に問題のあるスタグフレーションというより…続きを読む

コメンテータープロフィール

京都大学公共政策大学院 修士課程を修了。トレーダーとして法人の資産運用を担う。その後、フィスコのアナリスト、FUNDINNOで日本初のECFアナリストとして政策提言に関わる。フジテレビ、日経CNBC、プレジデント、ダイヤモンド、Forbes JAPAN、SPA!などで活動。■フジテレビLiveNEWSαレギュラー出演■ラジオ日経レギュラー番組■プレジデントオンラインの執筆記事は2020年の半年間で累計6000万PVを超え「日本一バズるアナリスト」と言われる。■書籍『5万円からでも始められる! 黒字転換2倍株で勝つ投資術』 『株・投資ギガトレンド10』

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